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テレワークしなきゃいけないけど、マンションのインターネットでどう繋げればいいの?
新型コロナウイルス感染症によって、一気に「テレワーク」が新しい働き方として注目されるようになりました。
そもそも「テレワーク」とは、“tele(離れた場所)”と“work”(働く)という意味の単語を合わせた造語であり、在宅勤務などという意味を持っています。コロナ過がある程度落ち着いたことによって緊急事態宣言は解除されましたが、第2波・第3波を懸念して引き続きテレワークを継続、中にはそのまま恒常的にテレワークを認めた企業も増加傾向にあるようです。
ここで重要となるのは「インターネット回線」。
私たちの生活に欠かせないものとなっているものですが、スマホの通信回線でテレワークを続けていくのは難しいもの。通信速度や通信料を気にしない快適に接続するためには、やはりインターネット回線を契約したほうが良いでしょう。
今回は、マンションでのインターネット回線はどのような種類や特徴があるのかをご説明します。
《マンションでインターネット契約の前に得ておきたい知識》
マンションでインターネット契約をするのであれば、確認しておくべきポイントがいくつか存在しています。 その違いなどから押さえていきましょう。
■マンションと一戸建ての契約プランに違いがある?
インターネット回線の契約を申し込むとき、「戸建プラン(ファミリータイプ)」か「集合住宅プラン(マンションタイプ)」かを選ぶことになります。簡単に説明すれば、この2つには料金面と回線状況で差があるわけですが、まずはそれぞれの違いを詳しく見ていきましょう。
●戸建プラン(ファミリータイプ)
戸建の場合、近くまで来ているインターネット回線を直接家に引き込むことになります。
そのため回線工事は必須になるのですが、その回線を独占して利用できるので周りの環境に左右されにくく、速度が安定しやすいという特徴があります。
●集合住宅プラン(マンションタイプ)
マンションなどの集合住宅の場合、共有部分まで引き込まれたインターネット回線を各部屋に配線するという形になります。
回線をみんなで共有する仕組みになるため、住戸数の多いマンションでは回線が混雑して速度が出ないこともあるのですが、月額料金が戸建プランよりも割安というメリットも存在しています。
■回線会社とプロバイダの違いは?
インターネットを使用するのであれば、まず「インターネットの回線会社」と「プロバイダ」の両方との契約が必要です。
しかし初めての場合だと、その2つの違いがわからない方もいらっしゃるかもしれません。 次は回線会社とプロバイダの違いを、今の接続方法の主流となっている光ファイバーケーブルを使った“光回線”を想定して見てみましょう。
●回線会社
インターネット回線会社とは、インターネットを接続するための回線を提供する会社のことを指します。
例えていえば、インターネットという広場へ向かうための道路を家までつなげてくれる業者と言えばイメージしやすいでしょうか。
代表的なところでは、NTT東日本(フレッツ光)、au(auひかり)、SONY(NURO光)がこちらに該当することになります。
●プロバイダ
プロバイダとは「インターネットサービスプロバイダ」を指し、回線を通じてインターネットに接続するサービスを提供する会社になります。こちらも例えると、回線会社が作ってくれた道はそのままでは使えないため、プロバイダが信号を流してインターネットという広場へ案内してくれる会社と考えても良いでしょう。
OCN、@nifty(ニフティ)、ビッグローブ、So-net(ソネット)などがプロバイダに該当します。
簡単に言ってしまえば、回線会社はインターネットを利用するための道を作る会社、プロバイダはその道を利用してサービスを提供する会社、と捉えて良いでしょう。そのため、インターネットを利用したいのであれば、回線会社とプロバイダの両方と契約する必要があるわけなのです。
なお、ドコモ光やOCN光、ビッグローブ光など、光回線とプロバイダがひとつとなった「光コラボレーションサービス」の提供もありますので、こちらを選択するという手もあるでしょう。
■インターネット導入前の状況確認
マンションでインターネット導入を考えているのであれば、現在の状況を確認した上で申し込まなくてはなりません。
ここでは光回線を利用することを前提にして、まずは今の状況がどのようなものであるかスタート地点をチェックしましょう。
●光回線の設備が入っていない
新築マンションや築浅のマンションであれば、インターネット設備が整っていないという状況はまず考えられませんが、築年数の高い中古マンションであればこちらのケースが考えられます。
電話線があるならADSLなどという手段もありますが、あくまでも光回線に拘るのであれば、高額になるものの最寄りの電話から直接部屋まで回線を引き込む戸建プランを利用する方法もあります。
●共有部分まで回線が引き込まれている
各部屋までは配線されていませんが、マンション共用部分まで光回線が引き込まれている状況になります。おそらくこちらが一番多いケースなのではないでしょうか。
部屋までの配線引き込み工事が必要となりますが、比較的簡単に完了します。
●配線が完了している
マンション単位でのプロバイダ契約が行われており、通信設備がすでに備え付けられているケースです。マンションにインターネットが最初から備え付けてあるので、工事や設定の必要がありません。入居後すぐにインターネットに接続することができます。
また、インターネットの利用料金が管理費や共益費に含まれているところもあるようです。
《マンションのインターネット契約手順》
上述した通り、その時点での状況によって異なっては来るものの、一般的なインターネット契約の流れを説明します。
1.許可を得て申し込みを行う
まずは管理会社にインターネット導入の許可を得ます。
その後、光回線の提供エリアか、回線がすでに引き込まれているかどうかを調べましょう。各光回線提供会社のホームページにアクセスし、エリア検索機能を利用することで簡単に調べることが可能です。なお、マンション内にすでに回線が引き込まれており、そちらを利用する場合はその回線と回線会社からしか契約することが出来ません。
住んでいる地域に対応している回線会社を選んだら、接続プロバイダを選択して申し込みを行います。プロバイダはとにかく数が多く、居住しているエリアやユーザー数など状況に応じて変化するため、どこがいいと言い切ることが難しくなっています。ただ、大手プロバイダであれば設備増強やメンテナンスが定期的に行われているので、回線の安定を求めるのであれば大手のプロバイダを選択したほうが安心できるでしょう。
2.開通工事日程を設定する
申し込みを行うと、開通工事日調整のための連絡が入ります。工事には立ち合いが必須になりますので、可能な日で調整しましょう。
基本的にほとんどの会社は、平日だけでなく土日祝日も工事が行われていますが、平日以外では追加料金が発生する可能性もあるため注意が必要です。その上、工事の申し込みも土日祝日に集中しやすいという事から、平日と比較して工事日程が遅れることも考えられます。
早めのインターネット開通を希望するのであれば、出来るだけ平日を選ぶか、最短工事可能日を聞くことをおすすめします。
3.開通工事
引き込み工事は建物の構造や天候次第で多少は前後するものの、およそ1時間から2時間程度が目安になります。すでに光回線が対応されているマンションであれば、30分から1時間ほどで完了することもあるようです。
ケーブルが通しづらいなどトラブルが発生することも考えられますので、できれば工事の前後には予定を入れず、時間に余裕を持たせたほうが安心できるでしょう。
工事が無事完了すれば、インターネットを利用することが可能となります。
《インターネットや「対応」と「完備」などの差は?》
マンションを購入しようと見比べてる際に、「インターネット完備」や「インターネット対応」などと書かれているものを見たことがあるのではないでしょうか。これらは一見似たようなものですが、実は意味合いが違っています。
■対応マンション
〇〇対応、例えば「インターネット対応」と記載されているマンションは、“マンション共有スペース部分まで配線工事が完了している”事を指します。「光ファイバー対応マンション」であれば、光回線が共有部分まで引き込まれています。
なお、「ブロードバンド対応マンション」は“ブロードバンド(高速通信)”そのものが時代によって違うため、マンションによって古いタイプの回線のケースも考えられます。逆に新築や築浅のマンションであれば、ほぼ光回線であると考えても問題ありません。
■完備マンション
「インターネット完備」や、「インターネット導入済」と記載されているマンションであれば、すでにプロバイダ契約まで完了しており、入居すぐにインターネットを利用することが出来ます。しかしモデムやルーターが部屋に備え付けられているケースもある一方、各住戸まで配線されておらず工事が必要になることもあるため、まずは管理会社に確認しましょう。
■インターネット無料マンション
こちらはマンション単位でプロバイダ契約が完了しているため、工事も何もせずインターネットを利用することが出来るマンションになります。プロバイダなどを自由に選ぶことはできません。
工事などの手間がなく、毎月の通信費もかからないのが最大のメリットですが、時間や利用人数で通信速度が遅く安定しないことなどがデメリットになります。
《自分で新たな回線を契約する方法》
中には自分で契約をするプロバイダを選びたい、ADSLしか対応していないので光にしたい、通信速度にとことんこだわりたい、速度を安定させたという方もいらっしゃるでしょう。そのような場合は、自分で新たに光回線を引き込むことをおすすめします。
個人で回線契約を行う場合、マンションであろうとも戸建プランのファミリータイプで申し込むことになります。
その場合、希望回線の対応エリアであるかどうかはもちろんのこと、建物の規模によって契約が行えないケースもあるため、予め確認をしてから申し込みが必要です。
なお、持ち家であろうとも、工事を行うのであればマンションの管理会社への申請は必須となるため注意しましょう。
■モバイルルーターの選択肢
ここまで光回線などを含めた“固定回線”のサービスを前提にご説明をしましたが、固定の回線を引かずにパソコンをインターネットに接続する“モバイルルーター”を利用するという選択肢も存在しています。
固定回線は開通工事が必須であるため、その費用を含めて初期費用がかかる上、開通までに時間がかかることがデメリットになります。しかしモバイルルーターは、スマートフォンの回線のように無線で各基地局に接続するサービスとなっており、契約を行うことで工事を行う必要もなくその日から即利用できるのです。月額料金も固定回線よりもリーズナブルな価格であることが多いですし、バッテリーを内蔵していますので持ち運びも可。サービスエリア内であればカフェや宿泊施設といった自宅以外からでもインターネットを利用することが出来ます。
●モバイルルーターのデメリット
気軽に始められ、スタイルに応じて様々な使い方が出来るモバイルルーターですが、やはり無線である以上、速度や接続の不安定さが気になるかもしれません。
また、月間や3日間など短期間に大量の通信を行うことで通信制限が掛けられてしまい、速度が著しく低下する場合があります。データ通信量無制限のものもありますので、まずはプランの内容をしっかりと確認しておく必要があるでしょう。
《マンションの状況やネットスタイルに合わせて選ぼう》
ひとくちに「インターネットに接続する」と言っても、その方法や手段はいくつも存在しています。
可能であれば、通信速度が最も早く、大量のデータ通信を行っても制限が一切かからない“光回線”がおすすめであることは言うまでもありません。会社側の要求で常時オンライン会議をしなければならなかったり、ファイルデータのやり取りを頻繁に行うというのであれば、やはり光回線のネット環境を整えておきたいところです。
しかし、マンションによっては工事を行うことが出来ずに光が利用できない、または1日も早くテレワークの環境を整えたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。その場合はモバイルルーターを選ぶという方法も存在しています。
マンションのインターネット状況や、自分が求めるインターネットスタイルに応じて、ぜひ最善の方法を選びましょう。
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