[住活マニュアル]ペットも一緒に!ペット可マンションの探し方ポイントとは|物件OFF

ペットも一緒に!ペット可マンションの探し方ポイントとは

 

マンションに住むのならペットは飼えないというのは過去の話。ペットを飼う世帯が増加し、ただの飼育動物としてだけではなく大切な“家族”や“伴侶”として考える人が増えるにつれて、最近ではマンションでペットを飼うことも難しくなくなってきています。

とはいえ、飼育可能なペットの種類や頭数、大きさなどから飼育のルールまで、それぞれのマンションごとにきっちりと決まっていることは忘れてはいけません。
そこで今回は、ペット可マンションと言ってもどのようなものがあるのか、さらにはペットと一緒に住むマンションを選ぶ際のチェックポイントなどをご紹介します。


ペットも一緒に!ペット可マンションの探し方ポイントとは


《ペット可のマンションにはどのようなものがある?》

 

昔は「ペットを飼うのであれば一戸建て」というのが一般的でしたが、2000年に入る頃にはペット飼育が可能な新築マンションが見られるようになりました。その後は一気に増加し、現在では首都圏に建てられた新築マンションの半数以上はペット可となっているほどです。
最近建てられたものほどその傾向が強く、新築でなくてもおよそ築10年以内の比較的新しい中古マンションであれば、ペット可のものを探すのはそれほど難しくはないでしょう。

逆に「マンションはペット禁止」の頃に建てられた古めの中古マンションになると、ペット可のマンションを探しにくくなる傾向になっています。中には時代の変化に対応して規約の変更を行った結果、ペット飼育可にしたというマンションもありますので、予算次第ではこのような物件を探すというのも手かもしれません。



■マンションによって差は大きい

ペット可マンションとは言っても、実際にはマンションによって大きく差があることはご存知でしょうか。ペットの飼育が管理規約で認められたのみのものから、最初からペットと一緒の暮らすことを前提に設計されたマンションまで、幅がかなり広くなっているのです。

前者のようなマンションはあくまで「ペットの飼育が認められている」だけであり、特にペットを意識して建てられたものではないため、一般的なマンションと設備などの違いはありません。中でも「ペット相談可」としているものは、飼える動物種類やサイズなどが制限されているケースもありますので、注意が必要になります。
また、ペットを飼っていなかったり、この先も飼う気がない、またはそもそも動物が苦手という住民がいる可能性もあるため、周囲への気配りも忘れてはいけません。

後者は「ペット共生型マンション」とも呼ばれ、ペットと共に生活することを念頭に置いて建てられたものになります。ペットドアや換気扇付きのトイレスペース、猫用のキャットウォーク、ペットに対応したクロスなどから、共用部分にはグルーミングルームやドッグラン、ペット用足洗い場、リードフック、汚物ダスト、ペット同乗ボタン付きエレベーターなど、もちろん設備内容はマンションによって異なりますが、基本的にペットがすごしやすくするための工夫がされています。
こういった共生型マンションは基本的にペットを飼っている、これから飼う予定があるなど、動物が好きな人が選ぶ物件であるため、もちろんマナーは必要ですが一般的なマンションよりも堂々とペットと暮らせるのが魅力になります。


ペット可のマンションにはどのようなものがある?

 

《ペット可マンションを選ぶ際のチェックポイント》

 

はじめてペットを飼うため、またはこれまでずっと一戸建てに住んでいたけれど、ペット飼育が可能なマンションへ引っ越そうと考えている方は特に気を付けなければならないポイントが存在しています。場合によってはトラブルに発展するケースもありますので、「ペット可マンションを選ぶ際に注意するべきポイント」をまず押さえておきましょう。

 

■ペットに関するルール

引っ越してからペットを家族として迎えようとしている方はもちろんですが、今現在ペットを飼育している状態でペット可マンションに引っ越そうと考えている方は特に、マンション規約、つまりペットを飼うためのルールを確認しておかなければなりません。ペット可とはいってもどのような種類でも飼えるというものではないため、確認せずに話を進めてしまったあげく契約をキャンセルしなければならなくなったなどという状況もあり得るのです。

マンションによって条件は異なりますが、ペットは成長した状態で50㎝以下、重さ10㎏以下の種類であり、頭数は1~2匹までに限る、というケースが多くなっています。中・大型犬の飼育を認めているマンションはかなり少ないため、場合によっては一戸建てを選んだほうが良いかもしれません。犬は可でも猫は不可、またはその逆で猫専用というものもありますので、これらの確認は必須になるでしょう。

なお、「ペットクラブ」が設置されているマンションもあります。ペットを飼育するのであれば入会が必須という場合もありますので、こちらも併せて把握しておかなければなりません。



■ペットの飼育に向いた住環境であるか

長く住み続けたいのであれば、交通利便性や買い物環境などに拘りたいのはもちろんですが、ペットと一緒に住む以上、彼らの住み心地にも気を配る必要があります。

例えば犬であれば、毎日散歩をさせてあげたいもの。運動不足やストレスの解消になる上、社会性も身につきますので必要不可欠であるとも言えます。犬と歩けるような緑道、ドッグランのある公園などが近くにあるか確認しておきましょう。
猫ならば、完全室内飼いが基本になります。走り回るよりも上下に移動する運動を好みますので、キャットウォークやキャットタワーを設置したいところです。また、猫にとって日光浴は必要なもの。室内でも十分な日向ぼっこが出来るかどうか、日当たりの良さも重要になります。

もちろん動物病院やペットホテル、日用品を購入するためのペットショップなども必須になりますので、周囲にあるかどうかあらかじめ確認をしておきましょう。


ペット可マンションを選ぶ際のチェックポイント

 

 

■リフォームのルール

分譲マンションは専有部分であれば購入者の持ち物になりますが、たとえ専用部分の工事であっても「管理規約」を無視してリフォームを進めることはできません。リフォームはどの程度認められているのか、どのような手続きを行う必要があるのか、規約の“専有部分の修繕等”の条文には必ず目を通しておきましょう。

防音対策はもちろんのこと、ペットの足を考慮したフローリングへの張替えや、傷に強い壁紙への変更、ペットドアやキャットウォークの設置など、ペットのためにリフォームを検討することも考えられます。専用部分であっても独自のルールが定められているマンションもありますので、必ず内容を確かめることが必須となります。



■近隣との信頼関係を築けるか

意外に思われがちですが、近隣の住民への挨拶が結果的にトラブル回避になったというケースも少なくありません。実際、騒音トラブルなどは感情的なものから発展しやすくなっています。挨拶を行うことでお互いの顔が認知できるため、多少の不快感は和らぎやすくなるのです。

入居後にご挨拶に伺うのであれば、必ずペットを飼っていることを伝えましょう。原因がわからない騒音よりも、理由がわかっているある程度の生活音であれば納得してもらえる可能性が高くなります。また、近隣の方もペットを飼っていることが知れれば、「ペットとの暮らしをある程度理解してもらえる」という安心感も得られるでしょう。




《ペットとの生活をイメージしながら選択を》

 

自分たちの夢のマイホームを購入するのであれば、様々な条件があることでしょう。
そして、ペットと一緒に暮らす人々にとって、彼らは単なる動物ではなく、大切な家族の一員として考えている方がほとんどです。そんなペットとこの先どのような生活を送りたいか、またはそのマンションならばどのような暮らしが送れるかをイメージしながら選択をするのが良いかもしれません。マンションの規約をしっかりと守り、責任ある飼育を心掛けるのはもちろんのことですが、周囲の理解を得ることができれば安心してペットとのマンション生活を送ることができるでしょう。

マンションを購入することは人生で何度もあることではありません。それだけ購入の際には慎重になってしまうのは当然のことですし、確認をしっかりとしたうえで選びたいものです。


ペットとの生活をイメージしながら選択を

 

 

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