[物件OFFコラム]DIYで自分好みのお部屋に!セルフリノベーションの注意点とは?|物件OFF

DIYで自分好みのお部屋に!セルフリノベーションの注意点とは?

 

中古住宅を購入して、自分の手で自分好みにリノベーションしたい!と考えている方が増えています。
今までリノベーションと言えば専門業者に依頼して行ってもらうのが一般的でしたが、多くのメディアが“DIY”によるセルフリノベーションを取り上げるようになってから、急激に注目度が高まっているのです。
確かに、自分の手でリノベーションを行えば費用は抑えられますし、自分の手で理想的な形に作り替えるというのはとても素敵なことでしょう。

しかし、このセルフリノベーションにはメリットと同様にデメリットもあり、場合によっては「業者に頼んだほうがよかった」と後悔してしまう可能性もあるかもしれません。ある程度慣れているDIY上級者などは問題ありませんが、DIY初心者は特に慎重になりたいところです。
そこで今回は、セルフリノベーションのメリットとデメリット、注意すべき点などをご紹介します。


DIYで自分好みのお部屋に!セルフリノベーションの注意点とは?

 

《セルフリノベーションとは?》

 

そもそも“リノベーション”というものは、既存の建物に改修工事を行って、性能を向上させたり付加価値を付け加えるものになります。
リフォームと混同されやすく、また明確な線引きがされているわけではないのですが、リフォームが「老朽化した建物を最初の性能に戻す」という意味を持つことに対して、リノベーションは「最初の状態より良いものに作り替える」という意味になるという見方が一般的です。

リノベーションの作業は、“設計”、“施工”、“仕上げ”の3つの工程に分けられます。
これらを自分自身の手で行うことが“セルフリノベーション”です。すべての工程を自らで行うことも、一部の工程のみを行って他の工程を専門の業者に任せることも可能となっています。




《セルフリノベーションのメリットとデメリット》

 

セルフリノベーションがどのようなものか理解できたところで、リノベーションを業者ではなく自分の手で行うことによって生まれるメリットとデメリットを見ていきましょう。



■セルフリノベーションのメリット

まずは何よりも「費用が抑えられること」でしょう。
作業を自らの手で行えば、基本的にかかるお金は材料費のみです。設計士や専門業者などのプロに頼む場合、設計費用や工事費、人件費などが必要になります。セルフリノベーションはこれらが無くなり、工事に使用する材料費だけで良いため、場合によっては100万円近くの費用を節約することもできるのです。

また、セルフリノベーションで設計や施工などを行うことで、「DIYの知識や技術を身につけられる」のもメリットでしょう。将来的に必要となるメンテナンスや修理、補修工事なども自ら行えるでしょうし、それ以外のちょっとしたDIY作業にも応用することが可能となります。


セルフリノベーションのメリットとデメリット

 

 

■セルフリノベーションのデメリット

なんと言っても「手間と時間がかかる」ことがデメリットになります。
メディアで見られるセルフリノベーションの例は、ビフォーとアフターのみしか見られないことが多く“その過程”が語られることはあまりありません。結果が華やかなものであったとしても、そこまでの作業自体は地味で細かい作業の連続であることがほとんどであり、簡単と言い切れるものでもありません。
一般的な業者による工事は1ヵ月から1ヵ月半程度が目安となりますが、セルフの場合はその倍、長ければ半年から1年かかるというケースも珍しくないのです。

さらに当然のことですが、やはり「業者に依頼したものよりも仕上がりに差が出やすい」こともこちらに含まれます。やはりあくまでもDIYであり、専門家ではありません。相当な上級者でない限り、施工品質や精度などが劣ってしまうのは当然のことでしょう。
まったくのDIY初心者が住宅のリノベーションに手を出すのは危険なため、あらかじめある程度の知識や技術を学んでおくことが前提となります。




《セルフリノベーションを行う際の注意点》

 

DIYのブームも相まって、セルフリノベーションに実際にチャレンジしてみたという方が増えています。それに伴い、トラブルなども増加傾向となっているようです。
では、マイホームのセルフリノベーションを行うにあたって、どのような点に注意する必要があるのでしょうか?



■リノベーションが認められている範囲の確認

マンションの場合、たとえ持ち家であろうとも注意しなくてはなりません。
分譲マンションのような集合住宅には、リフォームやリノベーションが認められている部分と、認められていない部分が存在しているからです。マンションの規約管理にはリフォームやリノベーションに関する禁止事項も記されていますので、あらかじめ確認することが必須になります。
一般的に、玄関ドアやバルコニー、躯体などといった“共用部分”へのリフォームやリノベーションは認められていません。また、室内の“専有部分”であれば認められることは多いですが、マンションによっては「床のみ可」など限定されていることもあるでしょう。

なお、一戸建ての場合は自由なリノベーションができます。が、柱や壁などといった部分に手を加えるのは避けたほうが無難です。場合によっては耐震性に影響が出るため、間取りの変更のような大掛かりなリノベーションを希望する場合は、業者に依頼することをおすすめします。



■専門知識や免許が必須な場所に注意

マンション・一戸建てに限らず、ガス、水道、電気の工事は資格が必要です。
セルフリノベーションで「ベランダに水道を付けたい」、「部屋にもうひとつコンセントが欲しい」、「キッチンの設備交換をしたい」と考えるかもしれませんが、これらは資格のない状態で行うと違法になります。
電気やガスといったものは事故が、水道は水漏れなどのリスクがありますから、きちんと資格を持った業者に依頼をしましょう。

 

専門知識や免許が必須な場所に注意



■近隣住民への配慮を忘れずに

音や振動を発する作業を行う場合は、時間帯に気を付けましょう。とくにマンションや住宅密集地などでは、早朝・深夜の作業はトラブルのもとになりやすくなっています。
また日中であっても、大きな音が“騒音”だと感じてしまう方も少なくありません。円満なご近所づきあいを続けられるよう、出来る限り工事日程と時間を決めておき、あらかじめ近隣住民への挨拶周りを済ませておいたほうが良いでしょう。




《自分の腕に合ったリノベーションを行おう》

 

今回は、セルフリノベーションについて詳しくご説明しました。
自分たちの手で自宅をリノベーションすることは楽しいことですし、完成すればより一層の愛着がわくものです。
しかし初心者が難易度の高い作業に挑戦して、失敗や途中で挫折してしまうことも少なくありません。そのため、ドアノブやスイッチなどのパーツ交換、照明の交換、壁紙の張替えなどといった簡単なものからスタートして、DIY初心者はまず「作業に慣れる」ことからはじめるのがおすすめです。

そして、DIY上級者であろうとも自分でリノベーションが出来ない部分は必ずあります。内容によっては業者に依頼しながら、理想のマイホームにしていきましょう。


自分の腕に合ったリノベーションを行おう

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