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災害への対策は大丈夫?揃えておきたい防災グッズとは
マイホームの購入を考えた際に、必ず考えておきたいのは「防災」。地震をはじめ、水害、風害など自然災害はいつどこで発生するのかわからないものです。最近では強い台風や集中豪雨なども多く、それにより防災意識が高まったせいか、災害に強い家づくりや家探しをする方も増えています。
しかし、どれだけ丈夫な家であってもやはり「もしも」の時を考えないわけにはいかないもの事実です。
そこで今回は、普段から準備しておきたい防災グッズから、緊急時に慌てないために今からできる防災対策までをご紹介します。
《揃えておきたい防災グッズ》
緊急時に命綱となるかもしれないのが「防災グッズ」です。
もし被災した場合は、安全な場所に避難して避難生活を送ることになるでしょう。電気やガスなどのライフラインが停止してしまった場合、手持ちにあるものだけでしばらく生活しなければならない可能性が高くなります。
しかし、どのようなものを用意しておけば良いのでしょうか?
■必ず用意しておくもの
まず「必ず」用意しておかなければならないものはこちらです。
これらは“とにかく生きるための備え”であり、優先順位の最上位にあります。
・水(可能であれば1人1日3ℓ、最低でも1人当たり2ℓは必須です)
・非常食(パンなどの主食だけではなく、缶詰やレトルトなどのおかずなども)
・防寒具(銀色の保温シートや全身を覆うレインコートなどが軽くておすすめ)
・薬(1日でも薬を欠かすことのできない持病を持っている場合は、緊急時用のものを入れましょう)
■用意しておきたいもの
災害が発生した場合、他の地域から後に支援物資などが届きます。しかし、増水や大雪、または道路の状態によってはその物資が届くまで時間がかかるケースも考えられるでしょう。
避難時、もしくは避難後にないと困るものがこちらになります。
・貴重品(通帳や現金、印鑑、健康保険証など)
・防災用ヘルメット
・ウェットタオル
・口腔ケア用ウェットティッシュ、液体ハミガキ
・携帯トイレ・トイレットペーパー
・懐中電灯・携帯ラジオ(手動充電式が便利)
・予備電池・携帯充電器
・アルミブランケット
・タオル
・カセットコンロとボンベ
・マッチ・ろうそく
・救急用品(ばんそうこうや包帯など)
・レインコート
・軍手
・ポリ袋(各サイズ数枚ずつ)
・ポリタンク
・マスク・消毒液
・石鹸・ハンドソープ
●準備のポイントは?
家の倒壊や火事などといった緊急事態を想定した場合、荷物を持っていても両手が使える“リュックサック”が良いでしょう。この場合、一般的なものよりもアウトドア用のリュックサックのほうが丈夫であり、重さを軽減するような作りになっていますのでおすすめです。
カートの付いたキャリーバックは力がなくても大量の荷物が運べるというメリットはありますが、地震で寸断された道路や浸水した道などでは使用することができません。さらに片手がふさがり、機動力も劣るなどのことから、迅速な避難には不向きになります。
また、この防災リュックを置いておく場所も重要です。リビングや寝室など「人のいる時間が長い場所」、玄関などの「必ず通る場所」に置いておくと良いでしょう。
備蓄品は可能であれば分散して保管しておくことが基本。もし家具が倒壊して1つが取れなくても他のものが確保できるように、キッチンやリビング、寝室、クローゼットや物置などに分けておきたいところです。ただしマンションなどの集合住宅の場合は、ベランダが避難経路になるため置き場所には注意してください。
●ローリングストックで常時から備える
緊急時にはコンビニやスーパーなどに人が殺到し、商品が無くなってしまうことも考えられます。
そのため、食料を備えておくことはとても重要なことですが、非常食は「気が付いたら賞味期限が大幅に過ぎていた」ということも多いでしょう。
そんな中、今注目されているのが“ローリングストック法”です。
これは日常的に非常食を食べ、食べた分だけ新たに買い足していくことで、常に非常食を循環させるという方法になります。特に非常食として販売されているものを購入しなくても、カレーなどのレトルト食品やインスタントヌードル、フリーズドライ食品、チョコレートなど賞味期限が比較的長いものであれば問題ありません。いつもより少し多めに購入し、消費した分をその都度買い足すだけで大丈夫です。
普段から食べなれているものであれば、災害時も安心して食事を摂ることができるでしょう。
《家族にあわせて追加しておきたいもの》
本当に「必要なもの」は、年齢や性別によっても異なってきます。
女性や赤ちゃん、高齢者がいるご家庭はもちろんのこと、近年ではペットとの同行避難が勧められているため、ペット用の避難アイテムも用意する必要があるでしょう。
■女性がいる家庭
・生理用品
・下着ライナー
・防臭袋
・カップ付きキャミソール
・スキンケア用品
・ヘアゴム・ヘアクリップ
■赤ちゃんがいる家庭
・ミルクセット(液体ミルクが便利)
・おむつ
・防臭袋
・授乳ケープ
・離乳食
・母子手帳
・おしりふき
・着替え
・おもちゃ
■高齢者がいる家庭
・老眼鏡・メガネ
・常備薬・処方薬
・おむつ
・折りたたみ杖
・介護食
・体ふきシート
・着替え
・補聴器など医療機器
■ペットがいる家庭
・ペットフード
・おやつ
・予備の首輪とリード
・食器
・ペットシーツ
・トイレ用品
・ワクチン接種状況や病院などの情報
・洗濯ネット
・できればマイクロチップの装着
《状況にあわせた防災グッズ》
災害はいつ起こるかわかりません。寝ている時かもしれませんし、通勤中という可能性もあります。
また、勤務先などで災害に遭遇し自宅への帰還が困難になる“帰宅困難者”が出現することも懸念されているため、これへの対策も必要です。
■カバンに入れておきたいもの
・マスク
・ウェットティッシュ
・ポリ袋
・ホイッスル
・大判ハンカチ
・飴やチョコレート
・充電式バッテリー
・常備薬
■職場に置いておきたいもの
・乾電池
・電池交換式バッテリー
・着替え
・液体歯磨き
・非常食
・レインコート
・ブランケット
・ヘッドライト
・ヘルメット
・携帯トイレ
・丈夫で歩きやすい靴
《緊急時に慌てないために「今」からできること》
地震はもちろんのこと、台風や水害などは他人事ではありません。これまでは災害が少なかった土地だったとしても、明日には被災地となっている可能性も否めないのです。
もし自分が災害に遭遇した時に慌てないために防災グッズを揃えることは重要ですが、それ以外にも“今”からできることはあるのでしょうか?
■ハザードマップの確認
ハザードマップ(被害予測地図)とは、自然災害による被害を予想し、その被害区域を地図としてまとめたものになります。この地図には予測される被害の発生地点から、被害の範囲や程度、さらには避難場所とそこに至る経路までが図示されているのです。
これは当然、内容をしっかりと把握しておかなければ意味がありません。迅速かつ的確に、安全に避難するためにはこのハザードマップは必要不可欠なものですので、各自治体の窓口やHP、国土交通省のサイトなどで確認しておきましょう。
■避難場所の確認
災害で身の危険が迫っているのであれば、いち早く安全な場所に避難しなくてはなりません。
例えば台風や集中豪雨で避難するのであれば、川や水路の近くを通ることは危険です。また地震の場合は橋や壁が崩落する恐れがありますので、これらの近くを通らなくても向かえる避難場所を見つけておくことが必要となります。
また、避難場所に向かうことだけが選択肢でもありません。
自宅が頑丈なマンションの高い位置の部屋であれば、洪水による浸水の被害にあう可能性はないでしょう。この場合、自治体の避難指示が出たからと言ってわざわざ外に出る必要はないのです。
■避難情報に注意
災害の発生が予測されると、気象庁や各自治体から防災情報が発信されます。
この防災情報は“警告レベル1”から“警戒レベル5”までの5段階に分けられていますが、「最大の5が発令されるまでは大丈夫」というわけではありません。5が発令された時点ではすでに災害が発生している、または切迫しているため、5が発令された時点から避難を始めることは非常に危険な行為になります。
高齢者や要介護者、乳幼児がいるご家庭は警戒レベル3の時点で、それ以外の方でも警戒レベル4が発令された段階で速やかに安全な場所へ避難してください。
《自然災害はいつ起こるかわからないから備えが重要》
「自分は大丈夫」、「この地域は災害が少ないから」、「前は大丈夫だったから」と楽観視思考を持つ方は多いです。しかし、自然災害が増加し日本各地で被害が発生している以上、この考え方は改めなくてはなりません。まずは災害は誰にとっても他人事ではないと自覚することが重要です。
もし今、災害が発生したとしたら、スムーズに対応することができるでしょうか?
日頃から準備し備えておけば、“もしも”の時にも慌てることが少なくなります。自分のためはもちろん家族のためにも、この機に防災について考えてみましょう。
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