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引っ越し会社はどう選ぶ?失敗しないためのコツ
マイホームを購入したのであれば、ほとんどの人が引っ越し会社を利用することになります。身軽なひとり暮らしならともかく、家族の人数が増えればそれだけ荷物も多くなりますから、依頼するのは当然のことです。
しかし引っ越し会社の数は非常に多く、どこに頼めばいいのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、引っ越し会社選びの失敗例から、失敗しないための選び方までをご紹介します。
目次
よくある間違った引っ越し会社の選び方
失敗しないための引っ越し会社選び
見積もり額をおさえるためのコツ
引っ越し作業を依頼する会社の選び方
引っ越しの料金の相場とは
満足できる引っ越し会社を選ぶために
《よくある間違った引っ越し会社の選び方》
引っ越し業務を行う会社は減少傾向にあるものの、その数は3,000社程度と言われています。
そんな中から何も考えないで選んでしまうのは、料金で損をしてしまったり、希望していたサービスや保険がなかったりなど、後悔のもとになりがちです。
まずは、よくある「引っ越し会社選びの失敗例」から見ていきましょう。
■1社しか見積もりを取らなかった
引っ越しにおける見積もりとは、引っ越し会社の担当者が訪問し、荷物の量や家屋周りの道幅などを下見して「引っ越しにかかる費用」を算出する作業になります。プライベートな家の中を他人に見られることになるため、最低限の見積もりしかしたくないという方も少なくありません。
また、「過去にここが良かったから」「CMで名前をよく見るから」と、最初から引っ越し会社を決めてしまっているケースもあるでしょう。
このように1社のみしか見積もりを取っていない場合、見積もりの価格は高くなる傾向があります。
■価格だけで判断した
ついつい「できるだけ出費を抑えたい」と、安いほう安いほうへと料金で判断しがちです。
安さを売りにしている会社を選んだものの、梱包が雑であったり、家具や家を守る養生をしてもらえない、すべての荷物を運んでくれなかったなど、満足できるような対応ではなかったということもあるでしょう。
確かに企業努力で価格を抑えている会社もありますが、中には短時間で作業を終わらせて回転数を上げることで、価格の安さをカバーしようとしている会社も残念ながら存在しています。
《失敗しないための引っ越し会社選び》
上述した失敗例を踏まえて、失敗しないための引っ越し会社選びはこちらになります。
■複数の引っ越し会社で見積もりを取る
引っ越しは定額のサービスではないため、状況や条件によって価格が変動するのが一般的です。もちろん割引をしてくれることもありますが、ライバルとなる会社が存在していないのであれば、引っ越し会社は安くする努力をしなくなります。同じ状況・条件であったとしても、複数社から見積もりを取っているのであれば、自分の会社を使ってもらうために割引で他社に差をつけようと努力をするのです。
複数の引っ越し会社に見積もりを取るのが基本ではありますが、1社ずつ問い合わせてしまうのも大変でしょう。そこで、「一括見積もりサイト」を利用することをおすすめします。一括見積もりをしているということは、何も言わずとも「他社からも見積もりを取っている」と判断され、最初から割引きした価格を出してくれやすくなります。
■サービスの内容も比較する
安すぎる価格には「それだけの理由」があるものです。
価格だけで判断すると、サービス品質の悪い引っ越し会社にあたる可能性が高くなりますので、安さだけではなくサービスやオプションなどもしっかりを確認するようにしましょう。価格とサービスのバランスが良い、コスパに優れた会社を選び出すことが重要なのです。
《見積もり額をおさえるためのコツ》
引っ越し会社に依頼をし、実際に見積もりを行うことで「引っ越しに必要な金額」を出してもらえますが、状況に応じてこの金額に差が出ることもあります。
金額を抑えたいのであれば、下記の点に注意すると良いでしょう。
■予算は伝えない
見積もり時に“予算”を聞かれることが多くなっていますが、この際“予算は伝えない”のがポイントです。
伝えてしまうことで「予算程度であれば依頼してくれるだろう」と判断され、たとえ実際には予算以下に抑えられる場合であっても安くしてもらえないことがあります。
もし聞かれた場合は「特に決めていない」、「見積もりから判断する」などとと答えることをおすすめします。
■即決を避ける
その場で決断を求められたとしても、即決をすることはできるだけ避けたいところです。
値下げ合戦を避けたい引っ越し会社の常套句として「今この場で決めてもらえるなら、〇円にしますよ」というものがあります。これは、他社と料金比較されたくないがための発言であって、これよりさらに安い会社がないとは言い切れません。
もちろん、その時点で数社目の見積もりで、納得できる金額とサービス内容であったら判断しても良いでしょう。しかし1社目など比較対象がない場合は「一度考えたい」など即決しないことを伝えましょう。そこにいない第三者(家族や両親など)に決定権があると答えるのも良いかもしれません。
■他社の見積もり額に要注意
既に見積もりを何社か行っている場合、その見積もり額を聞く引っ越し会社がほとんどです。
しかしこの場合も、返答には慎重になる必要があります。他社の金額が想定より高かったとしても、それを伝えることで「それくらいが基準」と思われてしまい、納得できる金額まで下げてもらえないことが多いのです。その場合はたとえ数社目であったとしても「まだこれからです」などと答えるようにしましょう。嘘をついて安く伝えるという方法もありますが、見抜かれることがほとんどのため避けたほうが無難です。
実際に納得できる金額が出ていたのであれば、そのまま正直に伝えることでさらに安い価格を出してくれる可能性もあるでしょう。
■引っ越し日程の範囲を広くする
日程にこだわりがない、または融通が利くような場合は、“日にちを指定しない”のも手です。
たとえば「5月15日から5月31日までの間で、いちばん安い日でお願いします」などと伝えれば、引っ越し会社側が最も都合の良い日を選んでくれるでしょう。同じ日に同じ方向へ向かうトラックがある場合や、作業後に戻ってくるタイミングで荷物が積める“帰り便”が利用できる場合などは、費用をおさえることが出来ます。
早朝以外、夕方遅い時間以外、〇曜日以外とある程度であれば条件を付けても問題ありません。
《引っ越し作業を依頼する会社の選び方》
各社の見積もりが完了した時点で、いよいよ依頼する引っ越し会社を選ぶことになります。 価格も当然気になるところですが、それも含めて次の点を吟味しましょう。
■作業範囲の確認
主な確認ポイントとして、
・ダンボールの配布や使用後の回収
・洗濯機の取り付けと取り外し
・ベッドなど大型家具の解体と組み立て
・家具や家を守る養生の有無
これらが見積もりに含まれているか、別料金になっていないか、対応してもらえるのかどうかを確認しておきましょう。特に大型家具の解体と組み立ては、会社によっては行っておらず運んでもらえないケースもありますので、注意が必要となります。
■契約条件の内容
安い価格には、それだけの理由が存在していることもめずらしくありません。
契約に制限がついている可能性もあるため、特にしっかりと確認しておきたいところ。下記の条件の場合は料金は安い反面、デメリットも大きくなりますので、選ぶのであれば理解しておく必要があるでしょう。
・詰み切り
指定のトラックに乗る分のみを運ぶ契約です。基本的に運ぶのが難しいような大型家具は優先して運んでくれますが、積めなかった分は自分で運ばなくてはなりません。
トラックのサイズを必ず確認し、小さいようであれば避けた方が無難です。
・混載便
他の人の荷物と同じトラックを利用するため、受取日を指定しにくくなります。
また、当日受け取れないことも多いばかりか、荷物の下ろし間違えの発生率も高いため、目印をつけるなどといった対応が必須となります。
・フリー便
引っ越し会社の都合に合わせることになるため、こちらの希望の時間に始めることも、終えることもできません。引っ越し当日のスケジュール管理が難しく、当日は1日予定を開ける必要があるでしょう。
引っ越し会社側からすればとても都合が良いため、特に価格が安く設定されています。
■引っ越し安心マークの有無
引っ越し安心マークを取得しているかどうか確認しておきましょう。
公的な協会によって「安全・安心な引っ越しサービスを提供する」と認められたマークであり、信頼できる引っ越し会社の指標でもあります。料金や作業でのトラブルが起こりにくく、万が一発生した場合でも誠実な対応に期待できるほか、最悪のケースでも協会に通報・相談が可能なため安心することができるでしょう。
もちろんですが、「これがない引っ越し会社は問題がある」ということではありません。あくまでも判断基準のひとつとなります。
■作業員の人数
作業員が多くなればなるほど、引っ越し作業の時間が短くなります。
基本的に社員とアルバイトで構成されることがほとんどです。正社員のほうが経験も多く、また責任感共に高い傾向が強いため、正社員が多く含まれているほうが安心感も強いでしょう。
■補償内容の確認
引っ越し業界のルールとして「引っ越し作業中に壊れたものは引っ越し会社が補償する」と決められています。
大手の引っ越し会社であればこのルールに則っているため問題ありませんが、個人経営など小規模な引っ越し会社の一部では、いざという時に補償を受けられないこともあるようです。独自の規約が作られていることもありますので、そのような会社に依頼する場合はあらかじめ確認しておきましょう。
■梱包資材の確認
引っ越し作業にはダンボールは必須であるため、ダンボールが配布されるかどうかも重要ですが、引っ越し会社によっては独自に梱包素材がもらえることが多くなっています。 例えば洋服をかけたまま運べるハンガーケースや、下駄箱のように積めるシューズケース、新聞紙に包む必要がない食器ケース、他人に触れられる心配のないふとん袋など、面倒な作業を省略できる梱包素材が利用できる会社もありますので、こういったサービスがあるかどうかも判断基準に含めたいところです。
《引っ越しの料金の相場とは》
引っ越し会社によって差はありますが、ある程度の「相場」は決まっています。価格の判断をするには、この相場や価格の決定方法を知っておきたいものでしょう。
主に下記の項目によって決定されます。
■引っ越し料金が決まる基準
引っ越し料金は、大まかに「人数」と「距離」で変化することがほとんどです。基本的に、家族の人数が多くなれば荷物の量が増えますから、使用するトラックが大きく多くなればなるほど高くなりますし、移動距離が長くなればなるほど料金は嵩むと考えればよいでしょう。
また、作業員の人数も増加すればその分人件費が、作業にクレーンなどの特殊車両を使用するのであればその利用料、高速道路などの料金も加算されることがあります。さらに海を挟んでいるのであれば、フェリー代も上乗せされることを忘れてはいけません。
■春の繁忙期は高額になりやすい
引っ越し料金は一定価格ということはなく、高くなりやすい時期、安くなりやすいタイミングが存在しています。
1年を通して最も高額になりやすいのが、春の3月から4月の繁忙期です。入学、就職、転勤など年度替わりで人が移動する時期であり、1年間の引っ越しの約1/3がこの2ヵ月に集中すると言われているほど。価格を割り増ししても希望者が殺到し予約が埋まるため、安さで勝負する必要がないのです。
それ以外の月であれば引っ越し件数が減るため、各社の価格競争が起こり安くなりやすい時期と言えるでしょう。中でも、11月~1月は最も稼動が少ない閑散期にあたるため、引っ越し費用を抑えたいのであればこの時期がおすすめになります。
■平日は比較的安め
仕事や学校に引っ越しの影響を出さないよう、土日や祝日を選ぶ人は多いでしょう。そのため、価格が割り増しになったり、割引率をおさえる傾向が強くなっています。
その逆で平日は人気が低く、割引を受けやすいと言えるでしょう。ただし、月替わりのタイミングでの引っ越しを考える人も多いため、平日であっても月末・月初は割高になる可能性もあります。
《満足できる引っ越し会社を選ぶために》
今回は引っ越し会社の選び方から、失敗しないためのコツまでをご紹介しました。
引っ越し会社を選ぶ際のポイントとしておさえておきたいのは、見積もりは複数の会社で行うこと、料金だけではなくサービスや契約内容を比較した上で判断することが重要となります。
後悔のない引っ越しを行うためには、自分の予算と求めているサービスが合った引っ越し会社を選ぶこと。大切な荷物を運んでもらうのですから、納得できるところに依頼したいものです。今回の記事を参考に、信頼できる引っ越し会社を選んで、気持ちの良い新生活を始められるようにしましょう。
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