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独身でもマイホームが欲しい!購入するメリットは?
マイホームは結婚してから購入するもの、などと思っていませんか?
確かに、結婚や出産をきっかけにマイホーム購入を考えるケースは多いです。しかし、独身だからと言って買っていけないわけではありません。賃貸に住み続けて家賃を支払い続けるのであれば、いっそのことマイホームを買ってしまいたい!という方もいらっしゃるでしょう。
とはいえ、マイホームの購入に向いている方がいる一方で、賃貸のままのほうが良い方がいることも事実。
そこで今回は、独身でマイホームを購入するメリットから、賃貸との比較、物件を選ぶコツなどを解説します。
目次
独身でマイホーム購入している人が増えている?
マイホームのメリットとデメリット
賃貸のメリットとデメリット
購入するならマンションか一戸建てか?
独身でマイホームを購入する際の注意点
独身でもマイホーム購入をあきらめる必要はナシ
《独身でマイホーム購入している人が増えている?》
ひと昔前までは「マイホームは結婚して生活が落ち着いてから購入するもの」、「家族が増えるタイミングでマイホームを買って住み替える」というイメージが強かったのも事実でしょう。ですが最近では、独身でもマイホームの購入を決める人が増加傾向にあります。
独身のうちは賃貸でも良いと思っている方も多いですが、安定した収入があり転勤の可能性が低く、将来的にも他のエリアに引っ越す予定や意志がないのであれば購入したほうが良いケースが多くなっています。また、老後の不安を感じたり、家賃や更新料を支払うのがもったいないと考えている方も、マイホームの購入を視野に入れたほうが良いでしょう。
もちろん購入によってローンなどの負担は発生するものの、完済してしまえば月の出費は減り、あとは維持費のみになります。老後にかかる金銭的な負担を大きく減らせますし、実物資産として手元に残すことも可能です。
賃貸物件にいくら家賃を支払い続けたとしてもその家の所有はできません。今現在だけではなく長期的に考えた場合、自分にとってどちらが良い選択肢なのかを見極めることが重要なのです。
■年齢が上がるほど買いたいと思う人は増加
国土交通省の集計によりますと、基本的に年齢が上がるほど「マイホームを買いたい」という割合が増加します。20代よりも30代、40代よりも50代と増加し、40代に達した時点では半数以上の独身の方が「賃貸よりもマイホーム」と考えていることがわかっています。
マイホームの購入には住宅ローンを組むのが一般的。住宅ローンは最長80歳までの完済スケジュールで借入することがほとんどですが、独身ならばおそらく定年までに完済したいと考えるでしょう。余裕をもって35年ローンを利用するのであれば、30代のうちにマイホームを購入するのがベストタイミングになります。
たとえ40代を超えてしまったとしても、その分貯金しておいて頭金にすれば、ローンの借入額を減らして返済期間を短くし、定年までに払い終えることも可能です。
もちろんマイホームの購入タイミングは人それぞれですが、将来を見据えて計画を立てることをおすすめします。
■マイホームを購入する主な理由
おそらく、実家を出た直後などは賃貸物件を利用する方が大半です。それでもそのまま賃貸に住み続けずに独身でマイホームの購入を決めた理由はどのようなものなのでしょうか?
不動産流通経営協会がおこなった調査によりますと、独身でマイホームを購入した主な理由としては
・家賃を払い続けるのがもったいない
・老後の安心のため
・自分の家を持つことが夢
・家を自由に使いたい
・資産的な価値
などが挙げられています。
賃貸よりもマイホームのほうが自由に扱えること、またそれに対するあこがれなども含まれていますが、家賃を支払い続けることや老後不安への対策など、将来設計に関する回答が多く見られました。
さらに、歴史的な金利の低さや住宅ローン控除などといった税制優遇が手厚くなっているほか、そもそも独身率が高まり生涯独身であることが一般的になってきていることなども、マイホームの購入を後押ししている理由になっているのではないでしょうか。
《マイホームのメリットとデメリット》
ここまで独身でもマイホームを購入したほうが有利であるとはお伝えしましたが、実はメリットだけでなくデメリットも存在しています。購入をせず賃貸に住み続けたままのほうが良いという方も中にはいらっしゃるでしょう。
後悔のない選択をしたいのであれば、どちらか一方ではなく両方のメリットとデメリットを把握し、比較することが重要。
ではまず、マイホームを購入するメリットとデメリットから見ていきましょう。
■マイホームを購入するメリット
マイホームを購入するメリットとしては、まず「自分の資産になる」といった点ではないでしょうか。毎月の負担にそれほど差がないのであれば、賃貸よりも手元に資産として残せるマイホームのほうが有利と言えます。家賃には貸主の収益や維持費などが含まれているため、同じ条件であれば月の負担が減る可能性もあるのです。
定年までに完済できれば「老後の負担を軽減」することもできますし、リフォームして「理想の住まい」を実現することもできるでしょう。
また、独身時代の早い時期に購入しておくことで、「ローンの完済を早める」ことも可能です。日本人の初婚年齢は年々上昇しているため、結婚にこだわってしまうと完済時期が定年後になってしまうことも考えられます。早めにローンを完済し、後の負担を減らしたいのであれば、若いうちにマイホームを購入するのは良い選択肢となるのです。
■マイホームを購入するデメリット
デメリットとしては、まず「転勤や引っ越しの対応が難しくなる」という点でしょう。購入直後に転勤が決まった場合、ローン残債を残したまま売却する必要があります。基本的に住宅ローンで購入した物件を賃貸に出すことは認められていません。金融機関や事情によっては認められるケースもありますが、やはり賃貸の気軽さと比べれば手間になってしまうことは否めません。
購入するためには住宅ローンを利用する方がほとんどですが、この「ローンに負担を感じる」方も多いでしょう。毎月の家賃と同じ額だったとしても、ローンははっきりと総額が見えるため、二の足を踏んでしまう方もめずらしくないのです。
さらには固定資産税などといった「支払う税金が発生」するようになりますし、ローンを利用すれば金利の負担、保険料などといった出費も賃貸と比べて高くなる傾向があります。
他には、想定より結婚・出産が早まった、親の介護が必要になったなど「ライフステージの変化に弱い」といったのも挙げられます。
状況によっては、購入したマイホームが足かせになってしまうことも否定できないのです。
■購入に向いている人
確実に資産を手に入れたい、家の中を自由にカスタマイズしたいという方はマイホームを購入したほうが良いと言えます。また、転勤・転職の可能性がなく、その地域から移動したくないと心に決めている方も購入に踏み切っても問題ないでしょう。
もちろん、住宅ローンの返済は20~35年と長期間にわたりますので、収入が安定している職業であることも必要になります。
《賃貸のメリットとデメリット》
続いて、賃貸のメリットとデメリットはこちらです。
■賃貸のメリット
賃貸最大のメリットは、なによりも「引っ越しがいつでもできる」という点です。
結婚した、子供が増えた、転職したなど、ライフステージの変化に簡単に合わせて気軽に住み替えることができます。ご近所トラブルが発生した、近場に好まない施設が建てられたなど、問題が発生した時も引っ越すことで簡単に解決できます。その家に縛られることがないという安心感が賃貸物件の特徴と言えるでしょう。
マイホームと違い賃貸はオーナーの所有物ですので、基本的に備え付け設備の修理はオーナーの義務です。入居者側による重大な過失であれば修理費を負担しなくてはなりませんが、修繕工事やメンテナンスも入居者が行う必要はありません。家賃として管理費や修繕積立金を払うことにはなるものの、いきなりまとまった金額を請求されることがないため、貯蓄が難しい方でも安心して住み続けられるでしょう。
■賃貸のデメリット
どれほど長い期間を住み続けても、家賃を払っても、その家はオーナーの所有物であり自分の資産にはなりません。所有することができないため、たとえ退職して高齢者となり年金暮らしが始まったとしても、家賃を一生涯払い続けなくてはならないのです。それでも借りれられれば良いほうで、条件次第では年齢によって更新や賃貸契約を断られる可能性も否定できません。
老後の収入が年金のみになる場合、家賃の負担も非常に大きなものとなるでしょう。老後資金に不安を感じるのであればなおさら、賃貸は自己資産にならないことを心に留めておきたいところです。
また、賃貸はオーナーの所有物とお伝えした通り、借りものですので生活には気をつけなければなりません。住み方や考え方の違いによって、退去費用などのトラブルになることも多いでしょう。
■賃貸に向いている人
転勤などが多い職種の方や、住む場所を限定したくないと考えているような方であれば賃貸のほうが良いでしょう。人とのしがらみに縛られたくない、ご近所トラブルに巻き込まれたくないという方も、気軽に住み替えが出来る賃貸に向いてると言えます。
ただし、老後になっても家賃は払い続ける必要があるため、あらかじめまとまった老後資産を用意しておくか、定住したいと思えるエリアが見つかれば購入を検討することをおすすめします。
《購入するならマンションか一戸建てか?》
いざマイホームを購入しようとした時、「マンション」か「一戸建て」かの2択で悩まれる方はとても多いです。
こちらではそれぞれの特徴をまとめましたので、自分がマイホームに求める条件に近いものを選び出しましょう。
■マンションのポイント
まずマンションのメリットとしては
・駅前など立地が良い
・維持管理が必要ない
・セキュリティに優れている
・災害に強い
マンションは基本的に駅前などの立地の良いエリアに建てられるため、通勤や買い物などとにかく利便性の高さを求めるのであればマンションが有利になります。
維持・管理に関しても、マンションは管理会社に委託することが多く、設備の点検や修繕の依頼などから、エントランスや廊下などの共用部分の掃除、生垣の剪定などといったメンテナンスを気にする必要がありません。
また鉄筋コンクリートで建てられているため耐震性はもちろんのこと、自然災害に強い構造であり、セキュリティ設備も整っていることから、老後の住まいとしても理想的でしょう。
逆にデメリットとしては
・管理修繕費が必要
・管理面における制約がある
・トラブルに気を遣う
維持・管理を完全に任せられることをメリットとして挙げましたが、やはりその分だけ毎月維持管理費を払わなくてはなりません。マンションによっては高額のケースもあるため、購入前には必ず確認しておきましょう。
さらに管理面の規約もマンションごとにあり、ゴミ出しの時間からペット飼育、楽器の演奏時間なども細かく設定されていることもめずらしくありません。ひとつの建物に多くの人が暮らしていますので、トラブルを避けるためにも常識的な範囲で生活することを求められます。
■一戸建てのポイント
次に、一戸建てのメリットはこちらです。
・建物の自由度が高い
・庭付きが多い
・人数増加に対応しやすい
一戸建てのメリットは何よりも外装や内装、間取りの自由度が高いといった点です。
注文住宅だけではなく、中古でもリフォームやリノベーションすることで「理想のマイホーム」を手に入れられるのは一戸建てならではのメリットになります。庭付きの物件が多く、趣味などで広いスペースを使いたいのであれば一戸建てを選ぶと良いでしょう。駐車スペースがあれば毎月の駐車場代を払うこともなく、マンションと比較するとその分だけ固定費を抑えることもできます。
また、マンションよりも広く作られていることがほとんどですので、たとえ同居人が増えても対応しやすいという点もメリットでしょう。
一戸建てのデメリットは
・駅から距離がある
・維持管理が必要
・災害に弱い
・防犯性が低い
マンションにおけるメリットの正反対にあたります。
駅前などの立地の良い一戸建ては少なく、あっても非常に高額なため、駅からやや離れた物件を選ぶことになるでしょう。通勤時間や手間を気にしないのならば比較的安い郊外の物件がおすすめですが、そうでないのなら一戸建ては選択肢から外します。
定期的なメンテナンスも自己責任で行わなければならず、周囲の掃除や草取り、庭木があれば手入れも必要です。費用を積み立てていない限り、家計に大きなダメージを与える可能性も否定できません。マンションのように管理人や警備員もいませんので、防犯性も低くなるでしょう。
さらに一戸建ては木造建築が中心であることから、台風や大雨などのような自然災害に弱い点もデメリットになります。
《独身でマイホームを購入する際の注意点》
独身の早いうちからマイホームを購入しておくことで、完済時期を早めたり老後不安を解消させたりできるほか、自分の理想の空間を手に入れることができます。
しかし、マイホームならではの注意点もありますので、購入前に確認しておきましょう。
■転勤の可能性の有無
近年ではテレワークが普及しつつありますが、出社が求められる職場は少なくありません。転勤が必須の職種もあるでしょう。少しでも転勤の可能性がある職種の方は前もって対策を立てておく必要があります。売却には手間や時間がかかりますし、損失が出る可能性も秘めています。
原則として、住宅ローンを完済していない場合は賃貸として貸し出すことは認められていませんが、転勤のようなやむを得ない事情がある場合に限り賃貸物件としての転用を認められるケースもあります。ただし、金融機関によっては一切認めていないこともあるため、転勤の可能性が否定できないのであればあらかじめ確認しておくことをおすすめします。
賃貸での借り手の付きやすさはもちろんのこと、売却にも間取りや立地などで価格や売りやすさが大きく変化するため、物件選びの時から考慮しておくと良いかもしれません。
■ライフスタイルの変化に対応しにくい
不動産は非常に高額なものですので、購入した後の住み替えはとても難しくなります。恋人や親など同居人が増える可能性があるのならば、あらかじめそれを前提とした物件選びをしたいところ。いずれ家族が増えることを考えて、2LDKなどのゆったりとした物件がよいでしょう。独身のうちは趣味の部屋と寝室をわけて使用すれば無駄になりませんし、家族が増えた時はそれぞれの部屋として利用すればよいでしょう。
いずれは結婚と子育てを、と考えるのならば一戸建ても良い選択になります。騒音などのトラブルに悩まされることもなく広い家で子育てができますし、その際には自由にリフォームすることも可能です。
《独身でもマイホーム購入をあきらめる必要はナシ》
独身のうちはまだマイホームの購入はできない、もしくは結婚してから考えようとしている方は、いまだ少なくありません。しかし実際には独身でマイホームを購入する方は増加傾向にあり、けしてめずらしいものではないのです。家賃を支払い続けるのがもったいない、将来の資産に不安を感じているのであれば、独身でも問題なくマイホーム購入を前向きに検討しても良いでしょう。
もちろんマイホームを購入することによるデメリットもありますので、その際の対応策もじっくりと考えた上で用マイホーム探しをしたいところです。
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