[物件OFFコラム] 2023年マンション価格がさらに上昇?マイホームの買い時は?|物件OFF

2023年マンション価格がさらに上昇?マイホームの買い時は?

 

マイホームの購入を計画している方たちにとって、気になるのが住宅価格の推移でしょう。購入のタイミングによっては数十万どころか数百万もの差が発生することもあるため、慎重になってしまうのは当然かもしれません。

2022年のマンション価格は上昇傾向にありましたが、2023年もこのまま上がり続けるのでしょうか?今回は2022年のマンション市場の振り返りから、2023年はどうなるのかを見ていきましょう。


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目次
2022年の振り返りとマンション市場
現在の新築・中古マンション市況は?
2023年はマイホームを購入すべきなのか




《2022年の振り返りとマンション市場》


2023年がスタートしたばかりですが、まず2022年を振り返ってみましょう。

2月末のロシアによるウクライナ侵攻は、私たちにさまざまな衝撃を与えました。コロナ禍による経済的ダメージに回復の兆しがようやく見えてきたところに、資源価格の高騰、原材料費や物流コストも上昇。そこから始まった歴史的な円安進行は時間を追うごとに勢いを増し、さらなる物価高へと繋がりました。
それは食費や電気代などにも直撃し、家計にも響いていることでしょう。

当然、建築費も大きく上昇しています。以前より不動産業界における慢性的な人材不足や主要資材の価格高騰が続いていましたが、ウクライナ侵攻によって世界情勢が不安定になり、さらなる高騰が懸念されています。
マンションなどは事業期間が比較的長いため、マンション価格に影響は出るのはまだ先とみられていますが、すでに販売中の新築マンションや中古マンション価格をさらに押し上げているのが現状です。



■新築マンション市場は堅調

このような状況の中でも、新築マンションの売れ行きは堅調です。
建築費の上昇によりこの先相場が上がると予想されていることに加え、コロナ禍も3年目を迎えたことで経済活動も回復傾向にあることがプラスに働いています。さらに2022年10月には外国人旅行客の水際措置が緩和されたことで、中心市街地の地価も2020年の水準まで戻りつつあることも影響を与えているようです。

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《現在の新築・中古マンション市況は?》


マイホームの購入を検討している方にとって、やはり気になるのが現時点でのマンション市況。2022年はどのような傾向で、2023年はどうなるのでしょうか?



■新築マンションの市況

2022年は東京都心部を中心に、神奈川、埼玉、千葉の首都圏広域で大規模マンション・タワーマンションの供給が目立ちました。売れ行きも好調で、2023年も引き続きこの流れが続くと予想されており、都心周辺エリアでのタワーマンション建設が複数予定されています。
どの程度相場が上昇するのか気になるところですが、タワーマンションは用地取得から事業化までの期間が比較的長いため、2023年にプロジェクトがスタートするのであれば建設費上昇の影響はまだ限定的となるようです。

不動産経済研究所発表「首都圏新築分譲マンション市場動向 2022年10月度」によりますと、首都圏新築マンションの供給戸数は、2022年10月時点の前年同月比で34.7%増加。1戸当たりの平均価格は6,787万円と0.5%上昇しているものの、㎡当たりの単価は99.5万円と5.9%ダウンしています。
契約数自体は71.9%と前年同月比では0.5%上昇し、同年前月との比較では10.3%と好調ぶりを見せているようです。とはいえ、供給戸数が伸びているのは埼玉や千葉のみであり、都区部はそれほど伸びていません。即日完売するような人気の物件はごく一部のみに限られているようです。

 

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■中古マンションの市況

首都圏中古マンションの成約件数は、前年同月と比較すると10.7%減少しています。
その一方で、平均成約価格は同年同月比で13.1%上昇、平均成約㎡単価は+14.7%という結果になりました。この「成約㎡単価が前年同月を上回る」のは29カ月連続と、右肩上がりが続いているのです。
新規登録物件数も前年同月比で伸び、16,000件を突破。在庫数も40,000件を超えています。平均成約㎡単価はこの2年間で29.7%も上昇しているのですから、「マイホームを売るなら今がチャンス」と判断する人が増えるのはある意味当然かもしれません。

とはいえ、前年同月との比較では首都圏全エリアで上昇しているものの、同年前月で比較すれば、神奈川県・千葉県・埼玉県の3県は下落を見せています。これはおそらく、消費者態度指数が前月より0.9%悪化していることが要因のひとつと考えられます。この先、物価上昇によって家計をさらに圧迫するようになれば、郊外部の中古マンションの価格動向に影響を与える可能性もあるでしょう。




《2023年はマイホームを購入すべきなのか》


新築・中古を問わず、マンションの価格上昇が続いています。この流れは止まることなく、2023年も引き続き価格が上がる可能性が高いでしょう。

とはいえ、終わりの見えないウクライナ侵攻、円安による大幅な物価の上昇、住宅ローン金利には上昇傾向が見られたりと、世界経済は短期的な見通しも難しいほど不安定な状態が続いています。そのため、この先どのくらい金利が上がって、どれほど不動産価格が下がるのか、確実な予想ができないというのが現状です。
マイホームの購入でもっとも重要なのは、「ライフプランを明確にして、無理なく計画的に購入する」こと。世界経済も気になるところですが、それと同時に家族の希望や将来設計などから購入タイミングを検討することをおすすめします。


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