[物件OFFコラム]引っ越しの荷造りを手際よく!手順やコツを知ろう|物件OFF

引っ越しの荷造りを手際よく!手順やコツを知ろう

 

新しいマイホームへの引っ越しは楽しみなものの、どこから荷造りを始めたらいいのかわからないという方も多いでしょう。引っ越し業者に荷造りを任せるというサービスはあるものの、引っ越し費用を抑えるためにできるだけ自力で済ませたいもの。かといって、ダンボールに適当に詰めていけばよいといったものでもありません。
そこで今回は、大まかな手順から手をつける時期、荷造りのコツなどまでをご紹介します。


引っ越しの荷造りを手際よく!手順やコツを知ろう1

 

目次
引っ越しの荷造り手順を確認
いつから荷造りを始める?
荷造りのために用意しておきたいものとは
上手な箱詰め方法とは
大きな差が出る荷造りのコツ
荷造り前の見落としがちな注意点
ポイントや手順を押さえて手際よく荷造りをしよう




《引っ越しの荷造り手順を確認》


引っ越しの荷造りに重要なのは、スケジュールを立てて行動すること。
家族の人数が増えるほど荷物の量は増えるため、考えていた以上に時間がかかってしまうことも少なくありません。そのため、どこから手をつけるか、どれから詰めていくか、余裕をもって計画することが重要です。
まずは、大まかなスケジュールと手順を紹介します。



■家の中をブロックで分ける

荷物は適当に詰め込んでしまうと、荷解きの時に大変です。
物にはそれぞれの使用場所と置き場所があるため、それらをまとめて梱包できるよう、それぞれの部屋ごとにブロック分けするのが基本です。
例えば、リビング、キッチン、寝室、子ども部屋、洗面所、お風呂場、玄関などそれぞれ分けておけば、引っ越し時にはその部屋に荷物を運べばよいだけですし、荷解きも楽になるでしょう。



■不要物の処分

荷造りの前に、家の中の荷物を必要なものと不要なものに分けます。
全体の数を減らせばダンボールの量も減りますし、梱包・荷解きの手間がその分無くなります。処分するものをリストアップし、その処分方法についても検討しておきましょう。

例えばゴミや粗大ゴミは各自治体などによって処分方法が異なりますし、回収日・回収方法なども変わるでしょう。ものによっては費用がかかることもありますので確認は必須です。
リサイクルショップなどで売却するのも良いですが、フリマアプリはやや注意。自宅にいながら処理が進められるという利点はあるものの、時間を必要としたり買手がつかないケースも多いため、利用するのであれば時間に余裕を持って進めておきたいところです。



■食品の整理は計画的に

食品、特に冷蔵庫の中のものは計画的に整理しなければなりません。
冷蔵庫は家電の中でも特にデリケートなもののため、引っ越しの前日には電源をOFFにし、水抜きと霜取りする必要があるのです。それまでにすべての食品を使い切るため、1週間前から計画的に消費していきましょう。


それでも残ってしまうようならば、クーラーボックスなどに保管しておいたり、クール宅急便などで運んでしまうのも手です。ただし、夏場はどうしても傷みが早くなるため、消費が無理ならば思い切って処分してしまったほうが安心かもしれません。

 

引っ越しの荷造りを手際よく!手順やコツを知ろう2

■使用頻度の低いものから梱包する

ここからいよいよ荷造りがスタートします。
まずは使用頻度の低いもの、引っ越しまでに使う予定がないものから詰めていきましょう。季節限定のものと使う時期が限定されているものから梱包していきす。例えばシーズンオフの洋服や寝具、小物、しばらく必要にならない本や雑貨など。これらはすぐに使うものではないため、引っ越しまでの生活に影響を与えません。
食品や食器、洗剤のような生活必需品は、最低限使う分だけ残して梱包してしまいましょう。

使うか使わないか微妙なラインのものも、とりあえずダンボールに入れておきます。封をしない状態にしておけば、いざという時に取り出せるため便利です。



■使用頻度の高いものは当日に

引っ越し当日になったら、残っているすべてのものをダンボールに詰めます。この時点で残っているものは毎日使用する生活必需品ですから、それほど量は多くないでしょう。

また、引っ越してすぐ必要になるもの、1週間以内に必ず使うといったものは、1つのダンボールにまとめておくのがおすすめです。数日分の着替えや洗面道具、タオル、化粧品類などが含まれます。そうすれば引っ越し直後に荷解きをする気力がなくても、この箱さえ開ければとりあえずは生活ができるでしょう。




《いつから荷造りを始める?》


引っ越しは荷物を移動させる作業だけではなく、さまざまな手続きを必要とします。荷造りの問題はなかったとしても、引っ越し会社の手配や荷造りするための用意を考えると、余裕を持ったスケジュールを組む必要があります。
ここでは荷造りをいつから始めたほうが良いのか、その理由とあわせて紹介します。



■使用頻度の高いものは当日に

引っ越しの荷造りにかかる日数は、平均でおよそ1週間前後と言われています。
ただしこれは平均であり、単身者から大家族まですべてが含まれているため、世帯人数が多い・現在住んでいる家が大きいといった場合は、2~3日ほど余裕を持たせたほうが良いでしょう。

つまり、最低でも引っ越しの1週間前には荷造りに着手していなければなりません。
しかし順調に進めば良いですが、特に子どものいる家庭などでは、急な発熱やケガなどイレギュラーなことが発生しやすいもの。状況に応じ、できれば平均の倍以上の日数で予定を組むことをおすすめします。



■荷造りスケジュール例

こちらが基本的なスケジュール例です。引っ越し会社へ依頼している場合、引っ越し当日を動かすことはできません。そのため、直前になって慌てることのないよう、余裕をもって早いうちから少しずつ進めておきましょう。

●3週間前
・家の中をブロック分け
・梱包素材などをそろえる

●2週間前
・不用品の処分
・使用頻度の低いものから梱包作業

●1週間前
・本格的に梱包作業を進める
・冷蔵庫などの食品整理も開始

●前日または当日
・残った荷物をすべて梱包して荷造り完了

なお、不用品や粗大ゴミの処分などは時間がかかることが多いもの。回収日や売却の手間を考えると、量や状況によっては最低でも1ヵ月前から動いたほうが良いかもしれません。

引っ越しの荷造りを手際よく!手順やコツを知ろう3


《荷造りのために用意しておきたいものとは》


荷造りのために必須な梱包素材。手際よく荷造りを進めるために、どのようなものをそろえておくとよいのでしょうか。



■荷造りに必須な道具

・軍手
・ビニールひも
・油性ペン
・ガムテープ
・はさみかカッター
・ドライバー

最低でもこの6つはそろえておきたいところ。人数が多ければ人数分、荷物が多ければ消耗品も多めにあったほうが安心です。
なお油性ペンはダンボールの中身を明示するため、ドライバーは家具の分解や組み立てなどに使用します。



■梱包素材の種類と用途

・ダンボール
・緩衝材
・新聞紙
・ビニール袋
・圧縮袋

引っ越し会社に依頼している場合、提供してもらえるものもありますのであらかじめ確認しておきます。できるだけ梱包作業を簡単に済ませたいのであれば、食器用や衣装用のボックスをレンタルできる引っ越し会社を探すと良いでしょう。
なお、親戚や知人などに頼む場合は、すべて自分で調達しなければなりません。

引っ越しの荷造りを手際よく!手順やコツを知ろう4


《上手な箱詰め方法とは》


引っ越しの荷造りの目的は、「詰める」ではなく「運ぶ」こと。あわてて詰めた結果、食器や割れ物が破損してしまったり、重たいものを詰め込み過ぎて運べなくなってしまったという経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
新しい家へ荷物を運ぶために、上手な箱詰め方法はこちらです。



■食器や割れ物の詰め方

食器のような割れ物は、新聞紙で包むのが基本です。重ねて包みたくなりますが、破損の可能性があるためできるだけ1枚1枚分けて包んでいきます。新聞紙がない場合はキッチンペーパーなどでも代用可能です。

包み終えたらダンボールに詰めていきますが、隙間があると運搬中に動いて割れる危険性があります。そのため、多少の揺れにも対応できるよう、隙間にも新聞紙や緩衝材をしっかり詰めましょう。
さらにダンボールに“割れ物注意”のシールや目印をつけておくと安心です。



■小物雑貨の詰め方

意外ですがちょっと厄介なのが小物雑貨。小さいものは小さめのダンボールに詰めるのがおすすめです。また、適当に箱に入れてしまうと荷解きの際に混乱してしまいがち。例えばリモコン類、コード類と細かく分類分けして小袋に分けると詰めやすく、見つけやすくなります。

なお、アクセサリーや宝石類などのような貴金属などは、繊細で壊れやすく、紛失もしやすいため、できれば手持ちで運んだほうが安心でしょう。各種通帳や印鑑、重要書類といった貴重品も同様です。



■家電の詰め方

パソコンやテレビなどのような精密な電化製品は、衝撃に弱いため梱包には細心の注意が求められます。梱包前にバックアップを取っておきましょう。
購入した際の箱や緩衝材を残してあるのならば、それを利用するのが最も安心な方法です。なければ可能な限りサイズの合うダンボールを探し、衝撃が伝わらないように緩衝材で隙間なく固定します。

大きい家電はその分だけ重さもあるため、素人の扱いは難しくなっています。無事に運びたいと考えるのであれば、引っ越し会社を利用したいところ。家具や大型のみ依頼することも可能なため、状況に応じて上手に利用しましょう。



■衣類の詰め方

衣類の梱包は、通常の通りダンボールに詰める方法から、衣装ケースを利用しているのであればフタをテープなどで留めて衣装ケースごと、ハンガーボックスのレンタルができるならばそちらを利用する方法があります。
衣類は比較的軽いため、大きいサイズの箱に梱包しても底が抜けることはあまりありません。ただし、シワになるのを防ぐために、あまり詰め込み過ぎないようにしましょう。
衣類が大量にあり、型崩れやシワになることをあまり気にしないという方は、圧縮袋を利用することでコンパクトに梱包できます。注意点としては、袋の空気を抜ききらないこと。最後まで空気を抜ききってしまうと、繊維が破壊されてシワが戻らなくなるため、少し空気を残した状態に留めておきます。



■書籍類の詰め方

底が抜けた、重くて運べないといったトラブルが起きがちなのが書籍類です。本はサイズが小さく詰めやすいため、ついつい詰め込み過ぎてしまうこともしばしば。そのため、できるだけ小さめサイズのダンボールを選びましょう。
ダンボールの底が抜けないように箱の重さを約15キロ以内に抑えるべきではありますが、運搬のことを考えると5キロ程度が目安。おおよそとして文庫本なら20~30冊、コミックや雑誌ならば15~20冊程度となります。

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《大きな差が出る荷造りのコツ》


引っ越しは大変な労力を要する作業です。荷物を積めるだけではなく、運ぶことも荷解きをすることも考える必要があります。スムーズに新生活をスタートさせるために、荷造りするためのコツを押さえておきましょう。



■ダンボールの組み立ては運ぶことを考える

ダンボールは運ぶことを考え、底抜けしないように注意します。
組み立てる際は、まずは短辺を合わせて折り、次に長辺を合わせて折るのが基本です。短辺と長辺を互いに重ねて閉じるとガムテープなしでも組み立てられますが、実は中心部分の耐久度がありません。そのため、底は短辺→長辺の順番に折り、ガムテープでしっかりと固定しましょう。
さらに底抜けを防止するために、もっとも耐久度が低い底の中心で十字になるようにガムテープを貼ります。



■運び先の印をつけるとスムーズに

新居で困ることのないよう、現在の家ではなく新居の間取りを前提にして荷造りを行います。
同じ部屋で使うものは同じ箱に入れておけば荷解きがスムーズですし、探し回ったりすることも少なくなります。そして、ダンボールの上部と側面に、「何が入っているか」「どの部屋か」と、割れ物などであれば「注意書き」を記しておきましょう。



■優先順位が最も高いものはひとまとめに

荷物を詰める時は「同場所」または「同種類」でまとめるのが基本ですが、引っ越し先ですぐ使うようなものもひとつの箱に入れておくのもおすすめです。
例えば、はさみやカッター、掃除用具といった荷解きの際に使用するもの、カーテンやトイレットペーパーのような生活を始めるために必要となるもの、着替えや洗面用具、スマートフォンの充電器といった日用品などを入れておくと便利でしょう。




《荷造り前の見落としがちな注意点》


引っ越しの荷造りをするときに、見落としがちな注意点がいくつか存在しています。 慌てたり失敗のもとにならないよう、どのようなポイントに気をつければよいのでしょうか?



■粗大ゴミの処分は計画を立てて

新居にもっていかない不用品、特に粗大ゴミの処分は早めに済ませておきましょう。
地域によって処分方法や回収日は異なりますし、回収には予約が必要な場合や、そもそも回収してもらえないというケースもありえます。そのため早めに処分するものを確定させておいて、準備や手配を進めておくと安心です。

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■家電の水抜きは必須

引っ越し前に忘れてはいけないのが、家電の「水抜き作業」です。
洗濯機や冷蔵庫は、内部に水がたまっています。そのまま運んでしまうと運搬作業中に水漏れの危険があるほか、水の分だけ重くなり運ぶのが大変になるでしょう。そのため、引っ越しの前日までには水抜きを済ませておきます。

水抜きは、水受け容器を外して中の水を捨てるだけのものから、排水栓から直接水を出すものまでありますので、それぞれの家電の説明書を確認しましょう。また、製氷機用の水はもちろん、霜も溶けて水漏れの原因になりますので除去しておきます。



■運搬作業開始までに終わらせておくこと

荷造りは、運搬作業開始までに終わらせておくのが鉄則です。前提として荷造りは利用客の義務であるため、終わっていなければ「引っ越し業者による引っ越し作業のキャンセル」ができます。
とはいえ、引っ越し作業時間中に荷造りが終わる程度であれば、問題ないことがほとんどです。また、追加料金を支払えば梱包作業を手伝ってくれる可能性もあります。

しかしあまりにも作業量が多かったり、追加料金の支払いを拒否した場合は、引っ越し作業をキャンセルされることになるでしょう。当然ですが、顧客都合でのキャンセルに該当するため、引っ越し費用は戻ってきません。
退去日も遅らせることは難しいため、必ず荷造りは運搬作業開始までに完了させておきましょう。




《ポイントや手順を押さえて手際よく荷造りをしよう》


引っ越しの荷造りは負担が大きいもの。家族や荷物が多ければ多いほど、大変なものになりがちです。
しかし手順をしっかりと確認し、ポイントやコツを押さえれば、効率的に荷造り作業を進めることは不可能ではありません。荷造り自体の目安は2週間程度とは言うものの、できれば1ヵ月ほど前からはじめて、時間的にも気分的にも余裕を持たせるのがおすすめです。

どうしても仕事が忙しくて難しい、子どもが小さくて余裕がないというかたは、荷造りから搬送まですべておまかせのサービスもありますので、そういったものを選ぶのも手です。また、トランクルームやレンタルスペースを一時的に利用するという方法もあるでしょう。
引っ越し日直前になってから慌てることのないよう、新生活がスムーズに始められるよう、計画的に手際よく荷造りをしましょう。


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