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電気代が大幅値上げ!どうやって節約する?オール電化マンションは?
資源価格の高騰や円安などの影響により、さまざまなものの値上げが続いています。
その中でも特に気になるのは「電気代の値上げ」ではないでしょうか。2021年から現在まで値上がりが続いている中で、さらに大手電力会社が家庭向け電気料金の値上げを予定しているのです。
電気は快適な生活に欠かせないものであり重要なもの。しかし、これ以上値上がりを続けば、家計に大きなダメージを与えることは間違いありません。
そこで今回は電気料金の値上げ状況から、電気料金を節約する方法までを紹介します。
目次
電気代の値上げ状況
オール電化マンションに影響は
実践可能な節電方法
今後も値上げは続く見通し
《電気代の値上げ状況》
多くの大手電力会社が2023年4月以降、規制料金プランの値上げすることを発表しました。
実際に規制料金プランの値上げが行われるのは、4月に東北電力・東京電力・北陸電力・関西電力・中国電力・四国電力・沖縄電力、6月には北海道電力と東京電力が2回目の値上げを予定しています。九州電力を除き、ほとんどの大手電力会社が値上げを行うと考えて良いでしょう。
■規制料金プランとは
電気料金プランとは、電力自由化以降に誕生した「自由料金プラン」と、電気自由化以前からある大手電力会社による「規制料金プラン」の2種類が存在しています。自由料金は国の許可なしで価格が決定できる一方で、規制料金の場合は国の認可が必須です。
今回は後者の“規制料金プラン値上げ”としていますが、これに伴って自由料金プランを提供する多くの電力会社も値上げを予定しています。
■実際どのくらいの金額になるのか?
値上げ後は実際にどのくらいの金額になるのか、東京電力の電気プランで見てみましょう。
ここでは、一般家庭向けの規制料金プランでシミュレーションします。
・東京電力:従量電灯B、契約電流30A、使用電力量260kWh/月の場合
値上げ前9,126円 値上げ後11,737円 +2,696円
実際の値上げ額を見ると、家計が圧迫されてしまうと不安になる方もいらっしゃるでしょう。
そこで政府は、負担が急に増えることで国民生活・企業活動に悪影響を及ぼさぬよう、負担軽減策として2023年1月から「電気・ガス価格激変緩和対策事業」を実施しています。 こちらは自動的に請求金額から値引きされる支援のため、利用者が手続きをする必要はありません。そのため、2月分から電気料金が少し落ち着いたと感じる方も多いではないでしょうか。
とはいえ、4月以降になれば各電気会社は値上げを実施するので、5月請求分からは値引きされた状態であっても高くなることは避けられません。また、この制度は9月までを予定しており、9月以降は未定となっています。もし補助がなくなるのであれば、値上げ額がそのまま反映されることになるでしょう。
《オール電化マンションに影響は》
近年、オール電化を採用する家庭が増加し、オール電化のマンションも普及しています。
ガスを使わないため安全で、光熱費の節約効果があるということから人気が高まっていましたが、電気代高騰の影響を大きく受けてしまっているのが現状です。
■オール電化マンションとは
オール電化マンションとは、すべてのエネルギーを電気で賄うマンションを指します。 通常のマンションでは、給湯器や調理器などはガス、照明や空調は電気と併用するのが一般的ですが、オール電化マンションではすべて電気を利用しガスを一切使用しません。蓄熱ヒーターや床暖房など、設備の内容はマンションごとに異なりますが、電気以外を利用しないのは共通です。
そのメリットとして最も大きいのは、火災のリスクが低いという点。
IHは火が出ることはありませんし、自動制御管理がされているためガスコンロと比べて安全と言えます。ガス漏れの危険もないため、爆発の心配もありません。
しかし、電気料金の値上げ率はオール電化向けのほうが高いという事実もあります。
誤差はありますがオール電化の場合、深夜の電気代は割安・昼間の電気代は割高というプランを使用します。そのため、夜間のうちにお湯を沸かしたり蓄熱するのですが、この深夜料金の値上げ幅が大きいことが原因なのです。もちろん「公平性を確保するため」値上げ幅に差はないのですが、値上げ幅が同じだともともと安い深夜料金は“値上げ幅”が高くなってしまうため、結果的にオール電化では電気代が高くなってしまうのです。
■不動産価値に影響が出る?
電気代高騰が続き、不安が大きいのは事実でしょう。オール電化マンションやオール電化住宅に住んでいる、または購入や導入を予定していた方にとっては、電気代値上げはとても無視できる問題ではありません。
しかし現状では、オール電化マンションの大幅なイメージ低下や価格の下落はみられていません。今高騰しているのは電気だけではなく、ガスや灯油も大幅に値上がりしているからです。一概にガスとの併用マンションのほうが光熱費が安いとも言い切れないため、電気代という部分ではなく全体的に見ることをおすすめします。
《実践可能な節電方法》
政府の補助制度により現時点では落ち着いていますが、4月以降は少なからず電気料金は上がりますし、9月以降はどうなるか不透明です。しかし電気は生活に欠かせないものですから、まったく使わないわけにいきません。
そこで私たちにできるのは、電気の使い方を工夫して電気代を抑えること。実践可能な節電方法はこちらです。
■家電製品の使い方の見直し
もっとも簡単にできる節電は、「家電の使い方を見直す」ことです。
・エアコン
季節に合わせて無理のない温度設定に変更しましょう。冷房は設定温度+1℃で約13%、暖房は-1℃で約10%も消費電力が変わります。同時に扇風機やサーキュレーターで空気を循環するのも効率的。断熱カーテンも併用するとさらに良いでしょう。
見落としがちですが、室外機の掃除も節電効果があります。表面や裏面の汚れを取り除き、周囲に物がある場合は取り除いておきます。
・冷蔵庫
開閉が多いと冷気が逃げるため、開いている時間を短く、余計な開閉をしないように心がけます。
また、冷蔵庫に物を詰め込みすぎないようにしましょう。冷気の流れが悪くなりますし、見通しが悪ければドアの開閉時間が長くなる原因になります。
熱いものは必ず冷ましてから冷蔵庫に入れるのもポイント。そのまま入れてしまうと庫内温度が上昇するため、再度冷やすために余分な電力を使うのです。
・洗濯機
洗濯機は縦型とドラム式の2種類が存在します。どちらの種類でも通常の洗濯であれば、それほど消費電力は大きくありません。ただし、乾燥機を頻繁に使っていると電気代は高くなってしまいます。
回数を押さえればその分電気料金を抑えられるため、急がないときなどはまとめて洗うようにすると良いでしょう。天気の良い日などは乾燥機の使用を控えるというのも手です。
なお、電化製品は最新の機種ほど省エネ性能が高くなる傾向があります。なので、古いものを使っている場合は新しいものに買い替えたほうが結果的にお得になることもあるのです。一般的に家電製品の寿命は8年前後のため、10年を買い替えの目安にすると電気代を減らせるかもしれません。
■電気料金プランの見直し
契約時のまま放置している場合は、電気プランの見直しを行いたいところ。
契約している電力会社内でプラン変更も良いですし、思い切って別の電力会社に切り替えるのも良いでしょう。たとえば、日中や夜間など一定の時間帯に在宅していないというご家庭なら、特定の時間帯のみ電力料金が安くなるプランを検討するのもおすすめです。
また、アンペア数を下げるという方法もあります。状況によってはブレーカーが落ちることもありますが、電気の使い方を見直すきっかけにもなりますし、基本使用料が下がるため大きく節約することが可能です。
《今後も値上げは続く見通し》
電気代の値上がり状態と、どの程度の金額になるのかご理解いただけたでしょうか。
ウクライナ情勢などによる資源価格の高騰や円安はまだ続くと予想されているため、引き続き値上がりは続くという見通しが一般的です。政府による補助制度はすでに実施されていますが、値上がりはさらにそれを上回るうえ、秋以降は未定となっており、これまで以上に不安な状況は続くでしょう。
最適な電気プランの選択や、適切な節電によって電気代を抑えることも可能ですので、できることから実践して値上げを乗り越えていきましょう。
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