《物件の情報を探すなら、実店舗よりもWEBサイトの方が情報を一覧で見られて比較・検討に便利》

初めて物件の購入を検討する場合、「どう物件を探したらいいか分からない」という方が大半ではないでしょうか。そこで簡単に、効率の良い物件の探し方をご紹介したいと思います。

街中にはたくさんの仲介業者があり、お近くの不動産会社でたくさんの物件の広告をご覧になられた方もいらっしゃるでしょう。物件を探すなら店舗でとお思いの方も多いかもしれませんが、一番効率がいいのは、まず『WEBサイトで探す』ことです。

《物件探しの前に希望の条件をまとめよう》

WEBサイトでは自分の希望する地域や条件から物件をまとめて表示させることができるので、物件の比較や地域の相場を見るのに適しています。住みたい地域周辺の売買価格を知ることで、物件の相場や自分にあった価格帯の物件を把握できるようになり割高な物件を購入することも未然に防ぐことができます。
デザイナーズ物件などの注文住宅は割高になっている場合がありますが、それもWEBサイトでならば予め詳細情報を確認することができます。

WEBサイトで探す時は、まず自分の住みたい希望条件をまとめましょう。

■希望条件
・どこの地域・路線・駅徒歩に住みたいのか（最寄駅）
・予算はいくらまで
・広さ・専有面積（何㎡以上）・間取り
・築何年以内

あとは、あったらいいなという感じで

・近くにスーパーがある
・子供に通わせたい小学校がある
・駐車場がある
・風呂とトイレが別
・構造（木造・鉄骨）・住戸（総戸数・階）
・日当たり（方角）

なども考えてみるのもいいかもしれません。
細かく条件を設定すると物件が絞られて見つけづらくなってしまうので、まずは最低限の条件から探すのが良いと思います。

《Webサイトで探す最大の利点は希望の物件を一気に見られること》

WEBサイトで探すことの一番の利点は、物件を一気に見られるところです。条件を入れるだけでそれに合った物件を一覧で見ることができ、さらに詳細な情報もすぐに確認することができます。

その中で気に入った物件があったら、扱っている仲介業者に電話して詳しい情報をもらったり、内覧依頼をしてみましょう。
WEBサイトであればメールで問い合わせをすることもできるので、電話での問い合わせに抵抗がある方でも安心です。ただ、物件情報は他の方も見ているので、もし気に入ってすぐにでも購入を検討したいということであれば、電話で問い合わせた方が素早く対応をしてくれるかと思います。

また、物件購入の際のポイントとして、物件を気に入ったら「この物件を値引いてもらえませんか？」「仲介手数料を値引けませんか？」と聞いてみるのも一つの方法です。自分から言わないと値引きできる物件でも値引きしてもらえないということになってしまうので、物件を気に入ったらまず遠慮せずに聞いてみましょう。

物件購入をする際は法律上、必ず不動産会社を仲介に入れなければなりません。不動産会社の選定基準としてやはり一番良いのは対応が丁寧であること、そして自分のことや探している物件について理解し親身に対応してくれる会社だと思います。下調べをせずにいきなり店舗に入ってしまうと、担当者に自分の求める条件が伝わらずイメージとは異なる物件を紹介されたりもします。そうならない為にも、WEBサイトで自分で調べていくつか物件の候補を挙げて問い合わせをすることで、自分のイメージしていた通りの物件をスムーズに探すことができます。

仲介業者さんに足を運ぶ手間も省けますので、物件の購入を検討している場合はまずはWEBサイトで物件を探してみることをおすすめします。


昔は物件の情報が一般には出回らないため不動産会社に一任する方が大半でした。しかし現在はWEBやチラシ・店舗など多くの物件情報を気軽に見ることができます。
その中で自分に合った物件を選ぶのに重要なことは“不動産知識をつけること”です。WEBサイトはいつでもどこでも情報を得ることができるので、物件購入を少しでも検討している方はまずは調べてみて下さい。実際に行動してみると様々な希望や問題点などが具体的になり、本格的に物件探しをする際にもスムーズに進めることができると思います。