[住活マニュアル]ペアローンとリレーローンってどんなローン?メリットや注意点を解説|物件OFF

ペアローンとリレーローンってどんなローン?メリットや注意点を解説

 

マイホームの購入を検討しているけれど、「自分の収入だけでは借り入れるのが難しい」、「自分1人だけで返済するのは不安」などと考えている方、「子どもや孫のために家の建て替えをしたいけど高齢でローンが組めない」、「買い替えを検討しているものの自己資金に余裕がない」などといった悩みを抱えている方も多いかもしれません。

そのような時に検討して欲しいのが“ペアローン”と“リレーローン”です。
今回はそれぞれのローンの特徴からメリット・デメリット、注意すべきポイントなどをご説明します。


ペアローンとリレーローンとは?

 

《ペアローンとリレーローンとは?》

 

通常、住宅ローンなどをはじめとした「ローンの契約者」はひとりのみです。それに対し“ペアローン”も“親子ローン”も基本的に契約者は複数になります。
それぞれの特徴と違いはどのようなものなのでしょうか?



■ペアローン

ペアローンとは住宅ローンの一種であり、主に夫婦で利用することが多くなっています。
共働きが一般的になってきた現在、どちらか1人だけがローンを負うのではなく、2人で1つの物件に対し“それぞれの名義で借り入れを行う”といった制度です。お互いがお互いの連帯保証人であり、団体信用生命保険にも個別で加入する必要があります。
住宅を購入するための資金を2人で分割するわけですが、その割合は必ずしも1:1でなければならないわけではなく、状況に応じて2:1や3:1にすることも可能です。
ペアローンが選ばれる理由に多いのは、どちらか1人のみの収入だけでは希望額が借りられないといったケース。それぞれが独立したローンを組みますから、高額な物件を購入したい時などにも利用されます。

なおペアローンが利用できるのは夫婦に限らず、親と子供でも利用できるほか、金融機関によっては入籍前の婚約者でも加入することが可能となっているようです。



■リレーローン

リレーローンは一般名称であり金融機関によって異なりますが、主に“ローンの債務が引き継がれる”という商品です。親子間で利用されることが最も多く、まず親側がローンの支払いを行い、親が亡くなった際、もしくは規定された年齢に達した際に、子側がローンの債務を引き継ぐことになります。
高齢者がローンを組みたいと考えても、完済時の年齢が問題となってしまい、長期のローンを組むことは非常に難しくなります。例えば60歳で組もうと考えても、年齢上限が80歳の金融機関であれば最長20年でしか組むことはできません。
ですがリレーローンであれば子側の返済期間が足されることになりますから、最長で35年のローンを組むことも可能なのです。

こちらも必ずしも親子でなければ申し込めないというわけではなく、配偶者や親族でも利用可能な金融機関も存在しています。




《ペアローンのメリットとデメリット》

 

ペアローンならではのメリットは大きいものですが、当然デメリットも存在しています。
ここでは、ペアローンにはどのようなメリットとデメリットがあるのか順番に見ていきましょう。



■メリット

まずは上述の通り、一般的な住宅ローンよりも高額の融資を受けることが可能ということ。どちらかの収入だけでは希望額に達しない、理想のマイホームを購入するためには価格で妥協したくないと考えているのならば、非常に大きなメリットとなるでしょう。

また、夫婦であろうとも「別々の独立したローン」ですから、住宅ローン控除もそれぞれ別で適用されるのもこのローンの特徴になります。どちらも諸条件を満たす必要はもちろんありますが、単独名義のものよりもペアローンのほうが控除額が大きくなります。



■デメリット

高額の融資が受けられることがペアローンのメリットである反面、これがデメリットとなってしまう可能性があることも事実です。2人で返済していくことを前提していますから、例えば1人が退職や転職などで収入が激減した場合、返済計画が破綻してしまうリスクが高くなっています。
同時に、同じような理由で1人がペアローンを解消しもう1人のみで返済しなければならなくなった場合、税制上で贈与税が発生する可能性も否定できません。

他には、独立したローンである以上、手数料や保証料といった経費が2倍になる、どちらかが死亡した場合でも団信で保障されているのは「亡くなった人の残債」のみであり、残されたもう1人は支払いを続けなければならないなどといったデメリットがあるのです。


ペアローンのメリットとデメリット

 

《リレーローンのメリットとデメリット》

 

ペアローンにメリットとデメリットがあるように、リレーローンにももちろんメリットもデメリットも存在しています。
こちらはどのようなものがあるのでしょうか?



■メリット

単独ローンよりも長期、高額な融資を受けることができるということはご説明しました。それにより、月々の返済額を低く設定し家計への負担を軽減することができるのです。

さらにペアローンと同じく、リレーローンでもそれぞれが住宅ローン控除を利用することができるのもメリットとして挙げられるでしょう。この場合それぞれの負担割合に対して適用されますが、住宅ローン控除は“支払いが始まった時点から適用対象”となるため、たとえ親側が支払っている間でも子側は控除を受けることが可能となります。



■デメリット

リレーローンはペアローンと違い、「1つのローンに債務者が2人いる」形をとっています。そのため、どちらかが亡くなった場合、残された側がローン返済のすべてを引き継がなくてはなりません。団体信用生命保険はありますが、リレーローンでは“子側の団体信用生命保険への加入”が利用条件となっている金融機関がほとんどのため、親側が亡くなったケースではその保証を受けることが出来ないのです。

その上、子側に兄弟姉妹がいる場合は遺産相続問題に発展する可能性が高くなります。
例えば親と長男でリレーローンを組み、親が1,500万円のローンを支払って亡くなった場合、この1,500万円分が遺産となり相続の対象となるのです。長男がその家に住んでいたとしても、たとえ引き継いだローンの支払い中であっても影響を与えることはありません。
その対策として「最初から子の名義にしておく」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、この場合は「みなし贈与」と判断され贈与税が課税されることになりますので注意しましょう。


リレーローンのメリットとデメリット

 

《それぞれの利用条件や注意点は?》

 

ペアローンとリレーローンのメリットとデメリットをお伝えしましたが、それらを利用するためにはどのような条件があり、注意点があるのでしょうか?



■ペアローンの利用条件と注意点

ペアローンの審査基準も、一般的な単独名義の際のものとほとんど変わりません。年齢や健康状態、借入状況、信用情報はもちろんのこと、年収や勤続年数もチェックされますので、2人とも働いていることが前提になります。契約社員などの非正規雇用でも不可能ではありませんが、やはり正社員のほうが有利になりやすいでしょう。
ただし、ペアローンならではの条件として、「2人が同時に審査を通る必要がある」というものがあります。お互いがお互いの連帯保証人になるローンであるため、1人が落ちてしまえばたとえもう1人が審査を通過したとしても契約成立しないのです。

また、夫婦でペアローンを利用する際に注意しなければならないのは“離婚した場合の支払い”です。
離婚で自動的に解消されるということはなく、たとえ自宅から出て行っていたとしても支払いの義務がなくなることはなく、双方が連帯保証人であることに変わりはありません。 解決法として物件を売却するというものがありますが、ペアローンで購入した物件は基本的に共有名義であるため、お互いの合意がなければ売却は不可能です。また住宅ローンの一本化という手もあるものの、こちらも実行するのは非常に難しくなっています。



■リレーローンの利用条件と注意点

リレーローンの利用条件は金融機関によって異なるものの、こちらも一般的な単独名義のものとそれほど違いはありません。最終返済時の年齢が満80歳未満などという年齢制限はありますが、親の場合はこれ以上であっても問題ないケースもあるようです。
とはいえリレーローンならではの条件はあり、それは「現在同居している(もしくは将来同居予定である)」こと。親と子(養子含む)、夫婦でも同居している必要があります。なお、兄弟姉妹間では利用できない金融機関がほとんどのため注意しましょう。

リレーローンを利用する際の注意点として、借りすぎてしまうケースが多いことです。
少しでも良い家を購入したい・建てたいと思うのは当然ですが、返済で頭を悩ませることになってしまいかねません。こちらも個人名義のものと比較すると借入上限額も大きくなりますので、つい欲張って高額な借り入れをしてしまった、という方も中にはいらっしゃるのです。
特に親の収入が多い場合に陥りやすいため、自分たちが返済を引き継ぐということもしっかりと頭に入れた上で適正金額を借り入れましょう。




《まとめ》

 

ペアローンもリレーローンも、単独名義のものよりも多く借り入れることができたりと、マイホームの購入を検討している方たちにとって有効な手段と言えます。誰かひとりだけの負担にすることなく、しっかりと支え合いながら返済が出来るというのも、大きな心の支えになるのかもしれません。

しかし、目先の金額に惑わされてしまいやすいのもこれらのローンならではのこと。未来のリスクを考えることなく契約してしまえば、分け合ったはずの負担がより強力な足枷となってしまう可能性もあるのです。
けっしてメリットだけを見て判断せず、デメリットも把握した上で夫婦・親子でよく検討し、納得してから契約に進むようにしましょう。


それぞれの利用条件や注意点は?

 

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