[住活マニュアル]少しでもお得に!固定資産税の支払いのコツは?|物件OFF

少しでもお得に!固定資産税の支払いのコツは?

 

マイホームを購入すると、賃貸では徴収されなかった税金の支払い義務が発生します。
ついつい住宅ローンの支払いばかりに気を取られてしまいそうですが、忘れていけないのが「固定資産税」。マンションや一戸建てなどを問わず、土地や建物などといった固定資産を所有しているのであれば毎年必ず税金を納めなければいけません。

でも、住宅ローンはもちろんのこと、いろいろな支払いが重なってしまうと辛いもの。
固定資産税の支払いの負担を、少しでもお得に支払う方法はあるのでしょうか?


少しでもお得に!固定資産税の支払いのコツは?

 

《固定資産税ってどういう税?》

 

固定資産税とは地方税のひとつで、マイホームに限らずに土地や建物などといった固定資産を所有していれば、その固定資産が所在している各区市町村に税金を納める義務が発生します。その年の1月1日現在で所有者として固定資産課税台帳に記載されている人に対して課税されるため、マイホームを所有していれば毎年支払わなければならないものです。

固定資産税の納付時期は区市町村や自治体によって様々ですが、基本的には年4回。4月から6月の間に送付される通知書に納付金額が記載されています。年4回の分割払いだけでなく一括でまとめて支払うことも可能ではあるものの、国民年金のような割引特典などは残念ながら存在しておりません。「一括払いのほうが安いのでは?」と思われそうですが、固定資産税の場合は分割でも一括でも合計納付総額に差はありませんので、無理のない支払方法を選びましょう。



●基本的な支払方法

一般的な支払い方法としては、「自治体指定の窓口での現金支払い」になります。区市町村によってはコンビニでの納付も可能。曜日や時間を問わずいつでも収めることができるので、お手軽な納付方法と言えるかもしれません。

さらに一番簡単な支払方法に、銀行や郵便局での「口座振替(自動払込み)」もあります。
最初に窓口やWebなどで口座振替手続きを行う手間はありますが、納期を気にせず自動で納付期限に継続して振替されますし、納付書の損失などを心配する必要もなくなります。 税金は納付期限をうっかり過ぎてしまうと延滞金を取られてしまうため、確実に期限内での支払いが出来る方法として選ばれています。


固定資産税ってどういう税?

 

《支払い方法の種類》

 

上述のように、窓口での現金支払いか口座振替が一般的であり、わかりやすいためこちらを選んで支払いを行っていた方も多いのではないでしょうか。しかし最近では支払方法が多様化し、様々な方法で納税が行えるようになりました。
実は、これらの2つ以外の納付方法が「お得な納付方法」であったのです。



■クレジットカードで支払う

クレジットカードで納税が可能な自治体が増えてきたことにより便利さが向上しました。クレジットカードで支払いをする場合は、各区市町村の専用Webサイトから、もしくは「Yahoo公金支払い」から支払いをする形になります。
この支払方法の最大のメリットとしては、利用料金によってポイントが加算されること。Yahoo公金支払いならTポイントもたまりますので、対応している区市町村の方には特にお得になります。

ただし、クレジットカード払いのデメリットとして、決済手数料がかかってしまうことが挙げられます。
この決済手数料は区市町村によって計算方法が異なるため、非常にわかりづらくなっています。カードの還元率などによっては、ポイントがついても決済手数料で赤字になってしまうというケースもありますので、対象の区市町村はどのようであるか、お手持ちのクレジットカードの還元率はどうなのか、利用前にまず調べておきたいところです。



■電子マネーで支払う

“nanaco”や“WAON”といった、電子マネーでのコンビニ支払いも自治体によっては可能になりました。
こちらの方法はやや手間はかかるものの、「場合によっては決済手数料で赤字になる」というクレジットカード払いのデメリットを無くすことができるのです。

これらの電子マネーは、クレジットカードでチャージしても決済手数料がかかりません。もちろん電子マネーで納税を行っても決済手数料は発生しませんので、クレジットカードのポイントをそのままもらうことができるのです。
注意点としては、通常電子マネーで買い物をすると、nanacoポイントやWAONポイントがたまるものの、残念ながら税金の支払いはポイント対象外のためポイントを貯めることができません。ですが、電子マネーを経由するという手間をかけることで決済手数料を取られることなく、クレジットカードのポイントをまるまる手に入れられるのは大きなメリットです。
ポイント還元が行われているのは、セブンカードプラスやイオンカードセレクトなど、一部のクレジットカードに限られてしまいますが、もしこれらを利用している方であればこちらの支払い方法を選ぶのも良いでしょう。

なお、チャージできる金額にはどちらの電子マネーにも上限がありますので、固定資産税の額によってはオーバーする可能性もあります。


電子マネーで支払う

 

 

■LINE Payで支払う

スマホ向けメッセージアプリ“LINE”によるモバイル決済サービスが「LINE Pay」です。電気料金などの公共料金の支払いや自治体の各種税金の支払いが「請求書支払い」という機能から支払うことができるのですが、固定資産税の支払いもこのアプリ上で簡単に支払うことができるようになりました。東京都でも、2020年6月から対応可能となっています。

こちらの最大のメリットとなるのは、スマホがあればそれだけで完結してしまうため、専用窓口やコンビニなどに向かわずに支払いが完了することと、原則手数料無料で利用が可能というところでしょう。とはいえ、自治体によっては手数料が利用者負担となるケースもあるため、まず確認したほうが良いかもしれません。
また、以前は税金はポイント還元の対象外でしたが、現在は“Visa LINE Payクレジットカード”であればポイントが受け取れるようになりました。還元率は過去6か月間に獲得したポイント数によって変動する「マイランク」によって変わりますので、Visa LINE Payクレジットカードをお持ちであればぜひ選択肢に入れたいところです。

デメリットとしては1日に可能なチャージに上限があるため、一括払い時などの大きな額の支払いには向かないこと、指定のクレジットカード以外のチャージの場合はポイント還元を受けられないこと、すべての自治体が対応しているわけではないことなどが挙げられます。
また、こちらの支払い方法では「納税証明書」が発行されないので、必要な方は別の支払い方法で納付しましょう。




《支払期限には注意を》

 

固定資産税の支払いは、現金払いや口座振替だけではなくいくつかの種類があり、手数料無料やポイント還元などお得に支払える方法が存在することをご紹介しました。

確かに、たとえ節約できるからといっても、数百円程度に手間をかけたくない人もいらっしゃるでしょう。そのような方であれば、自動的に支払ってくれる口座振替にしておくのがおすすめです。
さらにいくら節約できるといえ、手が回らず支払いを後回しにしてしまった結果、延滞金を取られるようなことになってしまっては元も子もありません。延滞金は納付期限が過ぎれば過ぎるほど加算されてしまいますので、期限内にキッチリと納付することがまず基本になります。

でも、マイホーム購入という大きな買い物をした後は、やはり少しでも節約したいもの。多少の手間をかけても苦にならないのであれば、ぜひご自分に合った支払方法でお得に納税してみてはいかがでしょうか。


支払期限には注意を

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