[物件OFFコラム]ショッピングだけじゃない!?家族が住みやすい街に変わった「川崎」|物件OFF

ショッピングだけじゃない!?家族が住みやすい街に変わった「川崎」

 

京浜工業地帯の要として長い間日本を支え続けている「川崎」。都心部方面へのアクセスは良好なものの工業地帯であることなど、長く住み続ける場所としてはどうなんだろう?と思う方も多いのではないでしょうか。ですがそれはとうに昔の話。駅前にはたくさんの商業施設が立ち並んでいる、これからさらに注目を集めると予想されるエリアなのです。




《■川崎の歴史》

 

全国に「川崎」と同じ漢字と読み方の地名は多くありますが、神奈川県の「川崎」の場合は地名からつけられたという説が有力です。多摩川の上流から流されてきた土砂がこのあたりで溜まり、三角州を作っていたことから、多摩川の“川”と三角州という意味の“崎”をつけて「川崎」という地名になりました。

その「川崎」という地名が文献に初めて登場したのは日本書紀までさかのぼることが出来るほど、かなり長い歴史を持つ地域です。
平安時代に開創された“川崎大師”の門前町として賑わっていましたが、江戸時代に入り初代将軍・徳川家康によって整備された五街道のひとつ東海道の宿場町として“川崎宿”が誕生。約1.4㎞にわたって350件もの建物が並ぶほどの発展を見せていました。

明治維新の後には宿場制度がなくなったために“川崎宿”もなくなったものの、明治5年(1872年)に新橋~横浜間を走る日本初の鉄道が開通。田園地帯だった場所に“川崎駅”が誕生したことにより、引き続き交通の要所として成長を続けていきます。明治22年(1889年)には市制町村制が施行され、“川崎宿”に“堀之内村”が加わり“川崎町”となります。
大正3年(1914年)に開戦した第一次世界大戦の影響を受け、大量の鉄が必要となったことにより多摩川沿いや海岸沿いには大きな工場を次々と建設。工場で働く人々が全国からあつまり、人口も急速に増加していきます。それによって大正13年(1924年)には大師町と御幸村の2か所とさらに合併し、ついに“川崎市”が誕生しました。
その後も昭和2年(1927年)から14年にかけて次々と町や村が追加され、第二次世界大戦直前にはすでに現在の川崎市とほぼ変わらない市域となっています。

第二次世界大戦が激しくなった昭和19年(1944年)頃から、兵器を作る工場やそれらを運ぶ鉄道を狙った空襲を頻繁に受けるようになります。39万人ほどに増えていた人口は、最終的には20万ほどにまで減ってしまったほど壊滅的な被害を受けてしまったのです。
その後連合国軍により元の軍事施設や需要工場が接収されてしまったものの、敗戦の年の12月にはすでに“昭和電工川崎工場”が稼働。次々と他の工場も操業をはじめ、京浜工業地帯が復活します。
工場が再び動き出したことにより、減っていった人口はものすごい勢いで再び増加。工場稼働によって住民たちは豊かになったものの、工場から排出される煙や水により、周辺に住む人々の健康が害されるという問題が噴出してしまうのです。

これらを受けて“川崎市”は公害防止条例を制定。市や工場の様々な努力の結果、排出される硫黄酸化物は減少し少しずつ元の環境を取り戻しています。もちろんそれによって工業地区としての後退はあるものの、環境と経済の両方を守るため様々な取り組みが行われています。
公害のイメージがいまだに残っている「川崎」ですが、それはもうひと昔前の話となったのです。


川崎の歴史

 

《■川崎の地理》

 

神奈川県の北西部に位置し、多摩川に沿うようにやや長細い形をした政令指定都市「川崎」。面積としては政令指定都市の中でも最も面積の小さいものの、国内でも上位の人口数を誇る都市です。

「川崎」の中心となっている“川崎駅”は、JR“京浜東北線”、“東海道線”、“南武線”が利用できるほか、徒歩6分の場所には“京急川崎駅”もあるため、“京急本線”及び“京急大師線”も利用できるという利便性の高さが特徴です。
東京の大田区から多摩川を挟んですぐの場所にあるので、品川へ約8分、新橋へは13分ほどですし、逆方向の横浜へも約8分で着きます。その上京急線は都営浅草線に乗り入れてるため、銀座や日本橋へも乗り換えなしで行くことも可能。路線数が多く、事故などの緊急時にも回避ルートの選択が複数あるのも安心できます。

バスの路線数もとにかく多く、駅東口と西口のバス停からは“川崎市交通局”や“川崎市交通局”、“京急バス”などが運行しており、溝の口から五反田、横浜や鶴見方面などのほか、東京ディズニーリゾートへの直行便も出ていたりと、電車以外の移動手段も豊富。交通の便の良いところに住みたいのであれば、川崎は必ず選択肢に入れたいほど魅力的なエリアです。

また、もとは宿場町、その後は工業地区として発展してきただけあって、主要道路の数も豊富。旧東海道の“国道1号(第二京浜)”をはじめ、“国道12号(第一京浜)”、“綱島街道”、“産業道路”や“府中街道”など、多くの道路が市内を走っています。車で東京方面へは多摩川を挟んでいるせいか橋を回避することが難しく、そのため場所によっては混雑が見られますが、千葉方面へ行きたいときは“東京湾アクアライン”を利用すれば直線距離で行けるのも嬉しいですね。

 


川崎の地理

 

《■川崎での買い物》

 

駅近辺に再開発が入り、キレイに整備されたことによって「川崎」は買い物にも非常な便利な場所になりました。
西口側には約330店舗が入る大型ショッピングモール“ラゾーナ川崎”が、東口側には“アトレ川崎”がそれぞれ駅から直結しており、“川崎ルフロン”や“岡田屋モアーズ”、“川崎DICE”ほか多くの商業施設とそれらを地下で結ぶ地下街“川崎アゼリア”もありますので、雨などの天候に左右されることなく快適な買い物を楽しむことが可能です。
それ以外にも“銀柳街”や“川崎大師仲見世通商店街”、“川崎銀座街”ほか昔ながらの商店街もあちこちに点在。ビッグカメラやヨドバシカメラといった家電量販店から、衣類やファッション雑貨、日用品、もちろん食料品まですべてが駅周辺で購入することが出来ます。それ以外にも100円均一のお店やドラッグストアから、美容院やエステサロンなど女性に必須なものまで何もかもが存在しています。

飲食店のジャンルも幅広く、ガストやジョナサンといったファミリーレストランから、マクドナルドやモスバーガー、バーガーキングなどのファーストフード店、ドトールやサンマルクなどといった喫茶店ほか、有名チェーン店は一通りそろっています。これら以外にも個人経営のお店もたくさんあるので、外食中心の方にはとにかくおすすめです。

もちろん、成城石井などのような高級スーパーから、イトーヨーカドーをはじめとするプライベートブランド商品が豊富な大型スーパー、まいばすけっとなどの小規模チェーンまで各種揃っているので、自炊派もお財布の中身や気分に合わせて購入場所を選ぶこともできます。特に深夜24時まで開いているまいばすけっとなどは、忙しい共働き夫婦などにはうれしい味方となっているようです。


川崎での買い物

 

《■川崎の施設》

 

駅周辺にある大型ショッピングモールではショッピング以外にもアミューズメントやレジャー施設も充実。映画なら“チネチッタ”や“109シネマズ”、“TOHOシネマズ”の3種類の映画館がありますので、別の駅まで行かないと見たいものが見れないなどといったことはありません。
とくに“チネチッタ”を抱えた、エンターテインメントをテーマにした商業施設“ラ チッタデッラ”は、イタリアの丘の上の街をイメージして作られており、シネマコンプレックスや個性的なショップ・レストランの他に、ライブホール“クラブチッタ”やウェディングチャペルなどもあります。毎年10月の下旬には必ずTVなどで流れる“カワサキハロウィン”もそもそもこの場から始まったイベントだったりと、とにかく話題のスポットです。

買い物や交通の利便性はいいけれど、人口数が多いとなるとファミリー層や将来を考えている夫婦にとって気になってくるのは待機児童問題。2017年時点ではゼロだったのですが、2018年から新基準が採用されたため10数人と増加してしまったものの、もちろん市は対策を打ち出しています。ほかにも小学校6年生までの医療費が基本的に無料になる“小児医療費助成制度”や、私立中学校の“完全給食”など子育て支援や福祉対策が充実。
子供の遊び場も困ることはなく、“ラゾーナ川崎”の4階にはインドアプレイグラウンドゾーン“あそびパークPLUS”もありますし、太陽の下で遊びたいなら野球場や子供向け遊具が充実している“大師公園”や、ほかには“川崎競馬場”なども良いかもしれません。
子供の遊び場所として競馬場はどうなの?と思うかもしれませんが、走り回っても転んでしまっても安心できる広大な芝生広場をはじめ、子供向け遊具やアスレチックもありますし、お弁当を持ってレジャーシートの上で広げればピクニック気分も味わうことが可能です。日曜日限定ですがサラブレッド・ポニーのふれあい乗馬体験も可能だったりと、実は大人だけでなく子供も存分に楽しめるレジャースポットになっているのです。

一昔前は空気が悪く、治安もけしてよいものではありませんでした。ですがそんなマイナスイメージを払拭しようと努力した結果、環境が整備され子育て制度も整いより住みやすい街へと大きく変化した今の「川崎」になったのです。


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