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千葉ニュータウンの拠点都市!子育て世帯が増加し続けるまち「印西市」
千葉県北西部に位置する「印西市」。全国的な知名度は高いとは言えないものの、千葉県内での“住みよさランキング”では、あの浦安市や千葉市を押さえて1位をキープしているまちです。東京と成田空港を結ぶ交通軸上にあるため交通利便性が高く、多数の大型商業施設や企業が進出していることから、現在も若い世帯を中心に人口が増加傾向にあります。
《印西市の歴史》
印西市という地名は、利根川水系の湖沼“印旛沼”の西にあることに由来しています。
歴史から見ればとても古く、およそ3万年前の旧石器時代には人が住みついていました。
しかし本格的に発展が始まったのは江戸時代初期のこと。利根川の大規模な河川改修によって、利根川が江戸湾から銚子方面へ流れを移し替えたことにより、印旛沼と手賀沼が形成。同時に利根川の水運も発達し、河岸として木下河岸(きのしたがし)が設置されました。この木下河岸は銚子街道の中継所でもあったことから、交通の要衝として周辺は栄え始めたのです。
戦後、高度成長期を迎えた日本は、東京への人口集中が問題に持ち上がります。それを解決するために各地でニュータウンの造成が始まったころ、印旛沼周辺のなだらかな台地が注目されて1966(昭和41)年に計画人口34万人という千葉ニュータウン計画がもち上がりました。
1978(昭和53)年に住宅開発公団(現・UR都市機構)が事業参画し、1979(昭和54)年には北総開発鉄道(現・北総線)が部分開通。1984(昭和59)年にはいよいよ入居開始と、すべてが順調に進んでいるかと思われました。
そんな中、オイルショックやバブル崩壊、北総線の運賃の高さ、成田新幹線開発と千葉県営鉄道北千葉線の乗り入れ中止と、問題がいくつも重なったことにより開発規模は縮小。計画人口も14万人と大幅下方修正され、一帯には人が住まない造成済みの土地が多く残ったのです。
その結果、一時は「開発に失敗した街」というイメージがついてしまったことは否定できません。
しかし、使われていない土地に目をつけた“JOYFUL HONDA”が2002(平成14)年に開業すると、一気に逆転劇がスタート。多くの商業施設も進出を始めると同時に、造成済みの安い土地に注目が集まります。たちまち「広い庭付きの一戸建てが割安で購入できる」と話題になり、それがファミリー層流入の呼び水となって街の人気も急上昇したのです。
開発失敗というマイナスイメージから住みやすい評判の街へと見事に立ち直した印西市は、若い世帯が増える活気あふれるまちとして、今もなお発展を続けています。
《印西市の地理》
印西市は千葉県の北部にあり、千葉市まで約20km、東京都心まで約30~40km、成田国際空港までは約15kmの場所に位置しています。西に東京、東に成田と挟まれている形のため、つなぐように鉄道網も東西へと走っているのが特徴です。
一帯は平坦な下総台地と、沼や河川周辺の低地により構成。台地上は強固な地盤であることから市街地に、豊かな水に恵まれている低地部は主に水田などに利用されています。
印西市には印西駅という駅は存在していません。市域上部にはJR成田線(我孫子支線)が走り、その駅である“木下(きおろし)駅”と、“小林駅”が、中央部分には北総鉄道北総線(千葉ニュータウン鉄道)が走り“千葉ニュータウン中央駅”、“印西牧の原駅”、“印旛日本医大”の合計5つからなっています。
どちらの路線を利用したとしても東京都心までは1時間以上かかってしまいますが、上野駅や東京、品川駅などといった主要駅へは乗り換えなしで行けますし、成田空港・羽田空港までも乗り換えなしで向かえるのはとても便利でしょう。
なお、バス路線も整備されているため移動に便利なエリアでもあります。しかしどちらかと言えば印西市は車社会であるため、可能であれば車は所有しておきたいところ。駅から近い部分ならば問題ありませんが、駅から離れた場所に住む場合や、点在する郊外型ロードサイド店舗を利用したいのであれば、車があったほうが良いでしょう。
《印西市での買い物》
印西市は成田線沿いの木下地区と、北総線沿いの千葉ニュータウン地区の上下2区に分かれていますが、経済・商業の中心地と言えば“千葉ニュータウン地区”でしょう。この地区で特に人気があるのは、“千葉ニュータウン中央駅”と“印西牧の原駅”の2駅。どちらも比較的新しい駅であり、整然とした街並みが特徴です。
千葉ニュータウン中央駅周辺には“イオンモール千葉ニュータウン”や“フォルテ千葉ニュータウン”が、印西牧の原駅周辺には“牧の原モア”や“BIGHOPガーデンモール印西”と大型ショッピングモールがあり、ほぼこの2駅周辺で買い物は完結できます。
さらに“ドンキホーテ”や“カインズモール”、“コストコ”、“アクロスプラザ千葉ニュータウン中央”、“ジョイフル本田千葉ニュータウン店”と、規模の大きい店舗があちこちに点在しています。どこも歩道や通路も広々としている上に、街全体の坂道が少ないため、ベビーカーを押す家族連れも安心。子どもが喜ぶ遊びスポットも勢ぞろいしていますので、買い物だけでなく1日中過ごすことも可能でしょう。
中には「日本一運賃が高い」とうわさがある北総線を利用するのは、少し不安だと考える方も多いかもしれません。確かに、開発の遅れや計画の縮小などで赤字が膨らみ続けた結果、高額な運賃が設定されていたことは事実です。
しかし2022年10月からついに北総線が値下げを決行。これまで以上に電車が利用しやすくなり、さらなる地域の活性化につながっていくことでしょう。
《印西市の施設》
敷地が広大な印西市では、それを活かした規模の大きい施設が中心です。その中でも飛び抜けた売り場面積と収集客を誇るのは、印西市が再注目される最初のきっかけとなった“ジョイフル本田千葉ニュータウン店”に違いありません。
茨城県を中心に関東地方で展開するジョイフル本田は、規模がとにかく大きいことで有名な日本最大級のホームセンターです。千葉ニュータウン店は東京ドーム3.9個分の敷地面積と、3400台以上を収容する駐車場を備えています。品ぞろえもとにかく豊富で、日用品やインテリアから、オフィス用品、資材、ガーデニング用品、ペット用品と、多岐にわたった品ぞろえが魅力。あまりにも広すぎて、端から端を見るだけでもひと運動になるかもしれません。
さらに施設内には映画館やUNIQLO、動物病院、レストラン、食料品が購入できるスーパーまでが併設されているため、すべての用事がここだけで済ませられるでしょう。
また、印西市の魅力は商業施設だけではありません。市街地から少し足を延ばせば、多くの自然に触れられる環境というのも嬉しいポイントでしょう。高層ビルが少ないため空が広く、大きな公園や広い森、懐かしい里山などを多く残していますので、ゆったりとのどかな時間を過ごせます。
もちろん、子どもが遊ぶ公園はしっかり整備されているため、自然に触れさせながらのびのびと育てたいのであれば印西市は理想的な街なのではないでしょうか。
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