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買い物客で賑わう独特の空気が魅力のまち「高円寺」
ライブハウスや劇場、古着屋などが集まるサブカルチャーの聖地として、若者に人気がある街というイメージが強い「高円寺」。しかしJR中央線で新宿まで乗り換えなしの上に快速でわずか2駅と言う交通利便性の高さと、まるで下町のような昔懐かしい雰囲気の商店街や、カフェなどの飲食店が集まった場所でもあることから、若者はもちろんファミリー世帯やシニア世帯にもおすすめできるまちです。
■高円寺の歴史
「高円寺」という地名の由来は、1555年に野成願寺三世建室和尚によって開山された“宿鳳山高円寺”から来ています。こちらは現在もJR高円寺駅の南側に存在していますが、江戸時代には江戸幕府の第3代将軍・徳川家光がよく訪れていた寺院でもあるようです。
当時この辺りは“小沢村”と呼ばれていた農村でした。鷹狩りを好んだ家光がこの地を訪れた際に、休憩場所として利用していたのが宿鳳山高円寺で、その気に入りぶりは境内に仮御殿を作るほど。そのような経緯から将軍ご贔屓の寺として名前が周囲に知られるようになり、地名も正式に“高円寺村”となりました。
長閑な雰囲気だった高円寺村が変化し始めたのは、1923(大正12)年のこと。その年に発生した関東大震災により、都心部は甚大な被害を受けます。それほど大きな影響を受けることのなかったこの地域に、避難してきた人々が次々と流入し、人口が一気に増加。住宅地としての成長を開始します。昭和に入る頃には新興住宅地として注目されるようになり、商店の数も増えて街全体が活気付きました。
第二次世界大戦中の東京大空襲で辺りは焼け野原になり、高円寺駅も駅舎を焼失してしまうものの、住民たちの手で応急処置が施されてすぐに復旧。この頃の駅周辺のあちこちで見られた闇市の面影は、今もガード下などの一部に残っているかもしれません。
その後、高度成長期を迎えるころには商店街も整備しつつ復活し、現在の姿の元となっています。近年に作られた新興住宅地の計算されつくした街並みとはほど遠いと言っていい「高円寺」ですが、そのような街にはない雰囲気に誘われ、いつかは住みたいまちとして若者を中心に注目を集めているのです。
■高円寺の地理
杉並区の東端に位置する「高円寺」は、中野区中野と接しています。
JR高円寺駅からはJR中央線・中央総武線が利用可能で、中央線であれば東京、神田、御茶ノ水などの主要駅に、中央総武線であれば飯田橋や秋葉原、さらには幕張や千葉方面まで行くこともできます。朝の通勤時間帯など非常に混雑することで有名な中央線及び中央総武線ですが、新宿まではどちらに乗っても向かえるので、混雑状況に応じて使い分けることが出来るもメリット。朝と夕方のみになりますが、東京メトロ東西線も乗り入れているのも嬉しいポイントでしょう。
なお快速にあたる中央線は平日のみ停車するため、高円寺駅を利用するのであれば休日は気をつけておきたいところです。
また、JR高円寺駅から南方面に向かった先には、東京地下鉄丸ノ内線の新高円寺駅もあります。住むエリアによっては使い分けもできますし、運休や遅延、混雑時の回避先として使うことも可能です。徒歩で約12分、バスも出ていますので雨の日など天気が悪い日も安心でしょう。
それほど都心部へのアクセスが容易であれば、物件相場も物価も相当高いのではと心配になるところ。もちろん駅近くはそれ相応になりますが、駅から多少離れた場所であればリーズナブルな価格帯のものも出てきます。物価も高いというほどではなく、むしろスーパーの激戦区のため自炊派の方には特に食費的にも助かるかもしれません。そのため、特に地方から上京してきた若者たちに特に住みやすく、過ごしやすい街として人気が高まったのでしょう。
■高円寺での買い物
昔の雰囲気を残してる商店街がやはり買い物スポットです。高円寺パル商店街をはじめ、高円寺庚申通り商店街、ルック商店街、純情商店街、高円寺あづま通り商店街と個性的な商店街が高円寺駅の北口方面と南口方面などが点在。日々の生活に必要なものがその通りのみですべて賄えるものから、古着屋や女性が好みそうなカフェ・雑貨屋が豊富のところ、食べ歩きしながらの散策にぴったりな場所、昔懐かしい八百屋や肉屋など食材を購入するのに適したところなど、必要に応じて利用する商店街を選べることができます。 地理の項で上述しましたが、オーケーストア、業務スーパーと激安スーパーの激戦区でもあるため日々の買い物に不便さを感じることはありません。中でも西友は24時間営業しているので、残業で終電になった際でも安心です。
1人暮らしの人が多く住んでいるエリアのため、飲食店の数も豊富です。オシャレなカフェからファミレス、安くて量の多い定食屋、居酒屋やバーも多く、どこのお店にしようか迷ってしまうほど。お惣菜屋やお弁当屋もあちこちにありますので、今日は家で食べたい気分の時も満足することが出来ます。
大きな商業施設は見当たりませんが、小さいお店が駅周辺で所狭しと軒を連ねているため、買物のしやすさは巨大商業地区として有名なエリアと比べても遜色ありません。家電量販店や百貨店などがない点がやや気になると言えば気になるかもしれませんが、それでも新宿まで約10分で出ることが可能なので、さほど大きな問題にはならないでしょう。
■高円寺の施設
住宅地として発展してきたエリアのため、巨大な施設などは存在していません。ただ、一度高円寺を訪れてみるとその独特の雰囲気に圧倒されるのは間違いないでしょう。
ライブハウスが多い場所としても知られており、あちこちで音楽に触れることが可能です。1970年代にはフォークロックの聖地として名を馳せた名残で多くのライブハウスが建てられ、現在でも「ライブと言えば高円寺」と言われるほど。バンドマンとして音楽活動をしたい方はもちろん、バンドファンや音楽が好きという方にはまさにぴったりな地域なのです。
また、杉並区は公園が多いことでも知られ、大小合わせて300以上の区民公園があることからファミリー世帯にも「子育てをする場所」として支持されてます。高円寺駅から徒歩約10分ほどの場所にある“杉並区立馬橋公園”は、もともと気象庁の気象研究所として作られましたが、研究上の転移に伴って公園として開園しました。また、東高円寺の駅前にも“杉並区立蚕糸の森公園”があります。こちらは名の通り蚕糸の試験場があった場所で、その跡地に開かれた公園です。
どちらも四季折々の木々が植えられ、訪れる人々の目を楽しませるのはもちろん、災害時の避難場所として設備が整えられていますので、もしもの時にも安心することが出来るでしょう。
ビジネス街や高級住宅街のようにキッチリとしているわけではなく、かといって下町ほどの生活感がありすぎるわけではない。ちょっと個性的かもしれませんが、ゆったりとした空気が漂う「高円寺」は、無理をせず自分たちのペースで生活したい方にぴったりなのかもしれません。
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