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堅実な雰囲気の杉並区最大のまち「荻窪」
JR中央線と東京メトロ丸ノ内線の接続駅で、周辺に大型商業施設が立ち並ぶ「荻窪」。阿佐ヶ谷や高円寺などと比べ、堅実で落ち着いた雰囲気が漂っています。駅から少し離れた場所には公園も多く、場所によっては高級住宅街と呼ばれる地域も。教育水準が高いことで有名な公立学校も多く、特に子育て世帯を中心に人気が高いエリアです。
■荻窪の歴史
イネ科の多年植物である“荻”が、この辺りの低い窪地に繁殖していたことから「荻窪」と呼ばれるようなにりました。
また、飛鳥時代に千手観音像を背負って旅をしていた若者が、この地を通りかかった際に急に仏像が重く感じられ動けなくなったことでこの地に何か縁があると感じ取り、周囲の荻を刈り取って観音像を安置するお堂(荻堂)にしたことにも由来していると言われています。なおこのお寺は、現在も荻窪駅西口に存在している光明院のことを指しているようです。
江戸時代には荻寺として名が知られるようになり、青梅街道を通って多くの参拝客が訪れる場所でした。
明治に入り鉄道が敷かれるようになると、新宿~立川間に甲武鉄道(現・JR中央線)が開通。1891(明治24)年に荻窪駅は誕生します。東京から向かいやすい位置にあることから、当時は西の鎌倉・東の荻窪と呼ばれるほど人気の高い別荘地でした。多くの文化人が別荘として、または住むようになり、1937(昭和12)年には内閣総理大臣を務めた近衛文麿が“荻外荘(てきがいそう)”を構えています。これにより荻外荘を含めた優美な街並みが注目され、高級住宅街として知れ渡ることとなったのです。
昭和になって第二次世界大戦が勃発したものの、この辺りは被害を受けることはほとんどありませんでした。が、空襲で被害を受けた下町から多くの人々が流入し、人口が一気に増加します。戦後には150店舗ほどが集まった駅前周辺に闇市を形成していました。
地域の住民の生活を影から力強く支え続けていたこの闇市は、その後に荻窪新興商店街、または新興マーケットと呼ばれるようになります。木造の建物が多かったため火災が多く、また老朽化も見られたことから、1981(昭和56)年に商業ビルを建設。ここに荻窪新興商店街も入り、現在のタウンセブンの姿になりました。
こうして、住宅街と商業地のバランスが良く取れた「荻窪」が誕生したのです。
■荻窪の地理
杉並区のほぼ中央に位置しており、荻窪駅からはJR中央・総武線と東京メトロ丸ノ内線が利用可能です。地上1階にJR線のホームがあり、地下2階に地下鉄のホームがあります。 中央総武線を利用すれば、新宿駅まで約6分ですし、東京駅へも約23分、大手町駅でも約30分で、さらに乗り換えなしで向かえます。新宿駅で山手線に乗り換えすれば、池袋駅や渋谷駅、品川駅など山手線内の各ターミナル駅へもに簡単にいくこともできるでしょう。総武線は千葉方面へ向かっているため、そちらへよく出る方にもお勧めできます。
また、中央線(快速)は休日は停車駅が減るものの、荻窪は停車駅に指定されているため、土日平日問わず中央線の利用が出来るのも大きなポイント。土日でも快速に乗って東京方面へ行きたいという方には特に魅力かもしれません。
さらに、東京メトロ丸ノ内線との接続駅である上に、始発終着駅と言うのも嬉しいところ。通勤ラッシュが激しい都心部で始発に乗れるというのは強力なメリットで、混雑する通勤通学時に座って都心部に出ることができるのです。こちらでも新宿まで乗り換えなしで向かえるほか、霞ヶ関や銀座、東京などまでダイレクトに出ることが可能。こちらをメインに利用するのも良いですし、事故や遅延時などの回避ルートとしても使えるため、もしもの時も安心することが出来るでしょう。
バス路線も豊富で、北口を出てすぐの場所にあるロータリーの歩道沿いにぐるりと乗り場があるほか、こちらのロータリーを西方面へ出た先の大通り沿いにも乗り場があります。関東バス及び西武バスが利用でき、西武鉄道池袋線の上石神井公園駅や練馬駅、西武鉄道新宿線の武蔵関駅、京王電鉄井の頭線の高井戸経由の芦花公園駅行きと、電車だけでは行き辛い場所へもしっかりとカバー。杉並区は東西方面の行き来は電車、南北方面への移動はバス移動が主体となっているため、30路線以上のバスが発着しているのは大きな強みとなります。
■荻窪での買い物
杉並区で最大規模である荻窪の駅前の充実度はかなり高めで、中央線でも有数のショッピングタウンとも呼ばれてるほどです。
まず駅北口の商業エリアで一番最初に目に入るのは、“LUMINE荻窪”。ファッションやコスメ、レストラン、インテリア、雑貨など多くのお店が揃った百貨店で、地下1階では豊富なお惣菜が購入できるほか、Godivaや千疋屋など喜ばれる手土産の定番も入っているのもポイント。都心が近い荻窪ですが、わざわざそちらへ向かわなくても駅前で手に入れることが出来るのはうれしいところです。
そして次に目を引くのは、歴史の項でも触れました“タウンセブン”。外見はよく見かけるようなショッピングモールですが、もともと市場だった場所に建てられたものの上、各店舗がそのまま中で店を構える形になっているため、市場時代の活気をしっかりと引き継いでいます。特に地下の生鮮食品売り場は、精肉店や鮮魚店、八百屋、乾物屋など個人のお店が集結しており、スーパーと言うよりまさに市場そのものといった雰囲気が漂っています。
上の2か所でほぼ買物は完結してしまいそうですが、南口の“荻窪南口仲通り商店街”と“荻窪すずらん通り商店街”も忘れてはいけません。こちらも昔から活気を失ってはおらず、北口とはまた違う魅力的な商業エリアとなっています。
また、「荻窪」と言えばラーメンを思い出す方も多いでしょう。“荻窪ラーメン”というラーメンの系統があるほどで、もちろんその荻窪ラーメン発祥の地です。ラーメン激戦区でもあり、あちこちにラーメン店が密集していますので、好きな人は天国に感じるかもしれません。
もちろんラーメン店以外にもジョナサンなどのファミレスから、マクドナルド、ケンタッキーフライドチキン、松屋などといったファーストフード店、ドトールコーヒーやスターバックスなどのカフェなど、チェーン店のお店もひと通りそろっておりますし、もちろんそれ以外のレストランや定食屋などもあちこちにありますから、外食派の方も満足できるでしょう。
■荻窪の施設
交通利便性と買物利便性がともに高い「荻窪」は、社会人や学生向けのエリアというイメージを持たれそうですが、実は小さな子供連れのファミリー層からの支持もかなり高めです。
大小問わず300もの区立公園が杉並区にはあり、荻窪駅周辺にも15か所の公園や児童遊園が存在しています。その中でもひときわ存在感を出しているのは、荻窪駅南口から南東方面へ約10分ほど歩いた位置にある“杉並区立大田黒公園”です。静かな住宅街の一角にあり面積的には決して大きいとは言えませんが、東京23区内、しかも都心部に近い場所とは思えないほど自然が多い空間となっております。
この公園は元々音楽評論家・大田黒元雄の自邸で、「自邸の30%を公園にして欲しい」という本人の遺志により杉並区に寄贈されたもの。庭園の原型を残したままで回遊式日本庭園として整備され、ゆったりと散歩するのも良いでしょうし、設置されているベンチや東屋でのんびりと読書したりと様々な楽しみ方が可能です。秋の紅葉時にはライトアップも施され、近隣の住民だけでなくわざわざ遠方から訪れる観光客もいるほど。遊ぶ公園と言うより見る公園と言えるかもしれませんが、しっかりと管理されているので小さい子供にも安心して緑に触れさせることが可能でしょう。
また、「荻窪」は評判の良い公立小学校が多いことでも有名で、学区外からも多くの児童が通ってくるほどです。子供の通学のために近くに引っ越してくる家庭もさほどめずらしくはありません。杉並区自体も子育て支援も充実しておりますので、子育て中の世帯だけでなく、将来的に子供を希望している夫婦にも人気が高いのでしょう。
通勤に便利な場所で、買い物環境が充実していて、閑静な住宅街があって、公園も豊富で、子育てもしやすい場所に住みたい!というわがままもすべて叶えてくれる「荻窪」。駅前では杉並区の「まちづくり構想」も始動しており、今後の発展も今まで以上に見込めるエリアなのです。
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