不動産経済研究所によると大型マンション発売で都心のグロス価格が大幅上昇！！

不動産経済研究所が3月16日に発表した2015年2月度の「首都圏のマンション市場動向」によると2月の発売数は前年同月比2.0％マイナスの2,598戸だったものの、東京都新宿区で超高層マンションの販売が始まるなど東京23区は前年から４割近く発売戸数が伸びました。
そのため、1戸当り価格も前年同月比12.5％上昇の5,696万円、1平米当り単価も14.7％上昇の81.2万円となっています。
特に新宿区「ザ・パークハウス西新宿タワー60」は、平均価格7,222万円の325戸が即日完売。競争率は平均で2.19倍、最高で14倍と人気を集めました。

また、2月の超高層物件（20階以上）は14物件699戸で、前年同月の16物件392戸に比べて78．3％の増加。契約率は87.3％でした。そして、首都圏の契約率は74.5％。前年同月比6.1%減少しているものの、好不調の目安となる70％は２カ月連続で上回っており、富裕層を中心に購買意欲は活発な状況です。

不動産経済研究所によると、「都心部では消費者の動きが活発な半面、郊外部では鈍い」といい、首都圏全体でみると「不動産各社はゴールデンウイークごろまで供給を絞る状態が続くのでは」と分析しています。

記事参照元：不動産経済研究所
http://www.fudousankeizai.co.jp/share/mansion/200/s201502.pdf