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幅広い世代に好かれるまち「三軒茶屋」
世田谷区の中央よりやや東、東急電鉄の田園都市線と世田谷線が通り、中央に首都高速3号渋谷線が走るアクセスのよい街「三軒茶屋」。“三茶(さんちゃ)”と愛称で呼ばれ特に若者を中心に人気が高く、繁華性の高い商業地でありながら「住みたい街ランキング」でも毎年上位にランキングしている街です。
《■三軒茶屋の歴史 》
“三軒茶屋”の地名は、江戸中期に流行した社寺参詣ブームで大きな賑わいを見せた大山道(現世田谷通り)と登戸道(現玉川通り)の分岐点付近に、三軒の茶屋が並んでいたことに由来する、というのは有名なお話です。
神奈川県丹沢にある“阿夫利神社”へ向かう大山詣道中の休み処の目標として呼ばれ出した“三軒茶屋”は、江戸時代後期にはすでに一般的な呼び名として普及。明治に入ってからは酒屋や駄菓子屋、魚屋など様々な店も増え、さらに東急玉川線(玉電)の開通、今の世田谷公園のあたりに軍事施設が作られてからは軍関係者を相手にした商店が立ち並び始め、自然に商店街として発展していきました。
その後、大正頃まで旧・荏原郡中馬引沢村(なかうまひきさわむら)や下馬引沢村、太子堂村などの一部でしたが、昭和7年(1932年)に世田谷が東京市に編入され区として成立したことと同時に、“三軒茶屋”も正式な地名として定めらたのです。
ちなみに三軒の茶屋があったという話はもちろん実話で、そのうちの“角屋”が明治に入って閉店、もう1軒の“田中屋”が火災で焼失しています。最後の“信楽(後の石橋楼)”は「茶寮イシバシ」と名を変えて営業を続けていましたが、昭和20年に太平洋戦争の空襲に備えた建物強制疎開令を受けて閉店してしまったため、残念ながら由来となった茶屋は3軒とも見ることが出来なくなってしまいました。現在は唯一、火災で焼失してしまったと言われる“田中屋”が“田中陶器店”としてほぼ変わらぬ場所で営業を続けているようですが、“三軒茶屋”の地名のもととなった茶屋がすべて無くなってしまったのは残念なものです。
《■三軒茶屋の地理 》
ターミナル駅・渋谷から東急田園都市線でわずか2駅、道路では国道246号と世田谷通りが合流する交通の要所という“三軒茶屋”。駅自体は地下にある上に、道路によって街自体が分断されているせいか駅前としての雰囲気は感じることは難しいですが、周辺には飲食店を中心にたくさんの商業施設が並び多くの人々で賑わっています。 また、昭和女子大学や東京大学(駒場キャンバス)、国士舘大学などの教育施設も近いほか、芸能人も多く住んでいるという人気高級住宅地でもあります。
バス便もかなり多く、渋谷からは弦巻、等々力、祖師谷大蔵行きなどが三軒茶屋経由となっているほか、下北沢や田園調布、目黒などへも乗り換えなく行くことも可能です。ただし、国道246号と世田谷通りの交差点となっているため、やはり道路は常に混んでいるのはデメリットかもしれません。
世田谷区内でも多摩川からはだいぶ離れてるせいか比較的平坦な土地なので、移動に自転車を利用する人も多いです。区では三軒茶屋駅を含めた6駅7か所に、1日200円、月に2000円で24時間どこででも貸し出し返却が可能なコミュニティサイクルシステム(愛称・がやリン)のレンタルサイクルポートが設置されているため、こちらを活用するのも手のひとつでしょう。
《■三軒茶屋での買い物 》
今では三軒茶屋は“若者の街”というイメージが強くなり、駅前の商業エリアにはお洒落なカフェやレストラン、ビストロ、バーなどの飲食店が多く立ち並びます。TVや雑誌でも多く特集されたりするために各店のレベルや人気も高く、もちろんグルメ以外にもファッションやコスメ、雑貨などほとんどの物を揃えることが可能です。
しかし元々は上記の通り古く江戸時代から続く歴史のある街なため、大通りから1本入れば下町の風情が残る商店街が広がっています。昭和の雰囲気が漂う昔ながらの八百屋さんや肉屋さん、総菜屋さんや、カフェとはまた違うレトロな純喫茶などを、新しいお店の中に紛れて見つけることが出来るのがこの街ならではの魅力です。
注目したいのは、世田谷通りと国道246号に挟まれた通称“三角地帯”と呼ばれる一帯でしょうか。“エコー仲見世商店街”、“ゆうらく通り”といった路地が並行したこの“三角地帯”には居酒屋が軒を連ねており、まさにタイムスリップしたかのような感覚を味わうことが出来ます。
もちろん、食料品や日用品が購入できるスーパーも多く、毎日忙しく帰りが遅くなった場合でも安心な24時間営業の大型スーパー“西友”や“マルエツ”、雨の日や雪の日にも濡れずに駅から直接いける“東急ストア”などがあるため大変便利です。
《■三軒茶屋の施設 》
駅周辺の再開発事業の一環として建設された“三軒茶屋”のランドマーク、「キャロットタワー」。2階からの直通エレベーターで行ける地上26階の展望台は無料で利用できる上、テーブルや椅子も多く配置されており自由なスタイルで風景を楽しむことが出来ます。周囲に高い建物がないため、晴れた日には富士山やスカイツリー、東京タワーを眺められるのはもちろん、23:00までなら夜景を楽しむことも可能です。
また、自然が多く残る世田谷を代表する公園のひとつ「世田谷公園」も人気のスポット。噴水広場やプール、交通公園などが併設されているほか、園内には約5分の1に縮小されたミニSL“SLチビクロ号”も走っています。特に通常の公園内では禁止事項である木登りや穴掘り、火遊びまでもが可能な“開放区”は全国的に見ても珍しいプレイパークエリアで、“自分の責任で自由に遊ぶ”をモットーに、子供の自主性や社会性、創造性を育むことを目的としています。
それ以外にも近場には“三宿の森緑地”や、少し離れますが“駒沢オリンピック公園”など、都心近くとは思えないほどの森林浴を楽しむことが出来ます。
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