[物件OFFコラム]ターミナル駅に近くても閑静な住宅街が広がる「千早」|物件OFF

ターミナル駅に近くても閑静な住宅街が広がる「千早」

 

主要となる駅はありませんが、有楽町線・副都心線の“千川”や西武池袋線の“東長崎”など最大4か所の駅が利用可能な「千早」。池袋からわずかしか離れていないにもかかわらず閑静な住宅街が広がり、大通り以外は車の交通量も少ないため落ち着いた環境の中で暮らしたい方にはうってつけのエリアです。

 

 

 

《■千早の歴史》

 

玉川上水を水源として江戸城の城北地域へ流れる千川(千川上水)の速い水の流れと、南北朝時代に存在した楠木正成の城“千早城”から名を起こした、とされています。大阪府にある千早城とは唐突な話ですが、特にこれといったつながりはないようです。

江戸時代から明治時代までは、米や穀物などを栽培して当時の江戸や東京の中心部へと持ち込んむという都市近郊型の農村地帯のひとつでした。元禄9年(1696年)、江戸幕府将軍が徳川綱吉だった頃に玉川上水を分水し千川上水を開削。周辺の田畑がこれで潤され、そのまましばらくは農村の姿を残していました。このあたり一帯は“長崎村”と呼ばれ、浦和県(現埼玉県)の一部でしたが、明治4年(1871年)に東京府へ編入。明治11年(1878年)には郡区町村編制法に伴って“北豊島群”の所属となります。
大正4年(1915年)に武蔵野鉄道(現西武池袋線)が開通し東長崎駅と椎名町駅が開設されたことと、大正12年(1923年)に起こった関東大震災を機に多くの人々がこの地域に流入。昭和に入るころには宅地整理が次々と進み建築線が指定されて、現在も見ることが可能な格子状の道路の大半がこの時期に整備されています。昭和30年(1955年)頃には若年層を受け入れる木造アパートが数多く建てられ、そのまま住宅を中心とした市街化がすすめられました

そして平成元年(1989年)になってようやく新住居表示を実施し、現行の「千早」が使用されるようになったということです。




《■千早の地理》

 

豊島区の西部に位置し西側に練馬区と接している「千早」エリアは、どの線路にも面していないため主要の駅が存在しません。ですが北側方面に有楽町線・副都心線の“千川”と“要町”、やや離れていますが南側方面に西武池袋線の“東長崎”と“椎名町”の4か所が近いため、住む地域によってメインとなる駅を使い分けることが可能となっています。池袋へ出るのなら西武池袋線、渋谷や銀座方面へ行くのであれば有楽町線・副都心線と、時と場合によって選べるのは大きな利点でしょう。

山手通り(東京都道317号環状六号線)や千川通り(東京都道420号鮫洲大山線)などに面していることもあり、池袋駅や池袋サンシャインシティ方面、中野方面へ行くバスも通っており主要な駅に出る分には移動手段に困ることはありません。ただし大半が住宅街なためそのような大きい通りに出なければタクシーなどが見つかりにくいほか、一方通行や幅の狭い道路も多いので、車での移動は不便に感じる点が多いかもしれません。
この地域での移動は小回りが利く自転車か、もしくは公共交通機関での移動がメインになるのは間違いないでしょう。

また、「千早」エリア自体が駅から少し奥に入った場所であり飲食店も少ないため、酔客もほとんど会うことはなく女性が一人でも安心して歩くことが出来ます。


 

《■千早での買い物》

 

「千早」エリアは大半が住宅街で、コンビニや小さめなスーパーがあるくらいで商業エリアはほとんど存在していません。地蔵堂商興会や千川通商友会などといった商店街はあるものの、駅前からは離れてるせいか小さな個人経営のお店が点在している程度で食料品や日用品などの買い出しには不向きかもしれません。
ですが池袋までわずか1駅か2駅、徒歩でも15分~20分程度の距離となっているので、そちらまで出てしまえば日用品から様々なファッショングッズなどの衣料品、家電や個性的なカフェ・レストラン、もちろん新鮮な肉や魚などの生鮮食品や、和洋中様々なバラエティに富んだ総菜・お弁当までを簡単に揃えることが可能です。

毎日の買い物は近場で済ませたい、と思うのならばやはり要町駅や千川駅、東長崎などの最寄り駅周辺まで行くのが無難でしょう。飲食店はやや少なめなため外食などの場合は池袋まで出てしまったほうが良いかもしれませんが、どちらの駅でも東急ストアやライフなどのスーパーがありますので自炊がしたいという方にも安心です。


 

《■千早の施設》

 

やはり住宅街がメインなために大きな施設はありませんが、“学校法人城西学園”をはじめ中学校や小学校など学校がかなり多い地域です。豊島区は小・中学校では公立学校選択制が導入されており、千早エリアでは隣接校選択制で学区指定校に隣接している通学区域の学校の選択も可能なので、私立なども含めるとかなり選択肢が多いのも嬉しいところでしょう。

また、子育て世代にとって特に重視したいのが“待機児童問題”。積極的にこの問題に取り組んでいる豊島区は待機児童がほぼ0で、「千早」にも多くの保育施設があちこちに存在しています。東京の副都心池袋までわずかという好立地にもかかわらず、保育問題の心配がほとんどないというのは、共働き夫婦や出産しても仕事を続けたいという女性にとってぜひ注目しておきたいたいポイントではないでしょうか。

他には大きな公園はないものの、緑が多い小さな公園が多いのも嬉しいところ。特に“学校法人城西学園”の隣にある“千早フラワー公園”は、その名の通りお花の手入れが行き届き、訪れる人々の目を楽しませています。大きめの遊具があるため小さな子供が楽しめるのはもちろん、公園内の北側には都営地下鉄12号線(現大江戸線)用の試作車として製造された車両が設置されており、実際に中に入って遊ぶことも可能です。
住宅街のなかにある公園なので、地域の人々の穴場の癒しスポットとなっているようです。

 

千早フラワー公園

 

 

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