[物件OFFコラム]生活必需品から趣味の物まで全てが揃うまち「池袋」|物件OFF

生活必需品から趣味の物まで全てが揃うまち「池袋」

 

たくさんの百貨店から商業・娯楽施設などが揃っており、東京3大繁華街のひとつとして買い物や食事・遊ぶ場所のイメージが強い「池袋」。治安は少し気になるものの、山手線の駅でさらに巨大ターミナルでありながらも新宿・渋谷などと比べると比較的相場が低めなのが特徴です。2017年の“住みたいまちランキング”では1位も獲得した今、かなりの注目を集めているエリアです。




《■池袋の歴史》

 

「池袋」の地名は、西池袋一丁目にあった袋型の池が“袋池”と呼ばれていたからとか、多くの池が存在している周辺にかつてたくさんのフクロウが住んでる森があったからとか、低地で湧き水が豊富で多くの川や池があった上に“袋”には水が囲まれた土地という意味や水が湧き出る擬音“ぶくぶく”にも通じているため、地形の特徴であった“池”と、水に関係した“袋”が組み合わさった、などいくつかの諸説があるようです。

室町時代後期にはすでに“武蔵国豊嶋郡池袋村”と呼ばれ、近隣の雑司ヶ谷や巣鴨などと共に確立していましたが、江戸時代までは沼や池が所々に存在する農村でした。明治4年(1871年)に実施された廃藩置県により現東京都である“東京府”には属したものの、人家もまばらにあるだけの街道筋だったようです。
その後東京を中心に鉄道の開発が一気に進み、明治29年(1896年)には土浦~田端間を走る線路が完成しますが、常磐方面からの列車は田端駅から一度赤羽駅を経由して品川を目指すという遠回りのルートだったため、赤羽~目白間に新駅を建設して田端直結の新線を設けよう、という計画が持ち上がります。最初は目白駅の北側に新設することになりましたが、当時の巣鴨監獄の敷地を横切る形となったために断念。次に新駅を開設せずに目白駅を分岐点にする予定となるものの、地形による問題と同時に住民の激しい反対運動が起こったことによりこちらも中断します。
その時に注目されたのが、住民がほとんどおらず当時信号所があっただけの「池袋」でした。

こうして明治36年(1903年)になってようやく新線・豊島線の駅として“池袋駅”が誕生。ですが、当時はまだ1日当たり数名の乗客がいただけの秘境駅にすぎなかったようです。
大正時代に入って、続々と東上鉄道(現・東武東上線)や武蔵野鉄道(現・池袋西武線)が開通しますが、駅利用者は多少増えたものの、駅周辺にはほとんど開発の手が入ることがありませんでした。

世界でも上位の乗車数の巨大駅となったのは、昭和10年(1935年)に菊谷デパート(現・西武百貨店)がオープンしたことがきっかけとなっています。買い物客が増えたことにより、さらに三越や東京丸物(現・パルコ)、さらに東武百貨店がそれぞれ開業。そして商業地として急速に発展していったのです。
「池袋」としての歴史は長くても、「池袋駅」としての歴史はだいぶ浅い部類に入るようですね。


池袋の歴史


《■池袋の地理》

 

新宿や渋谷とならぶ山の手三大副都心の1つである「池袋」は、山手線、埼京線、湘南新宿ラインのJRから、東武鉄道、西武鉄道の私鉄、丸の内線、有楽町線、副都心線の東京メトロの合計8路線からなるビックターミナル“池袋駅”を中心に、大規模な繁華街・歓楽街を抱えています。山手線沿線というだけでなく、神奈川や埼玉方面へも乗り換えなし、千葉方面へも簡単に行くことが可能で、利便性はこれ以上にないほどです。都心部へ行くにも遠方へ行くにも不自由がなく、終電も遅いため帰りの時間に悩むことも少ないでしょう。
電車以外でもバスやタクシーなどのを含む公共交通機関ももちろん充実。首都高速5号池袋線や首都高速中央環状線、要町通り、山手通りと主要道路も通っていますが、渋滞や人込みの多さなどを考慮してもやはりここでの移動は自動車ではなく電車などがメインになるのは間違いありません。

東口、西口、北口とどこへ出てもほとんどが繁華街で、毎日お祭りがおこなわれているかのような喧噪ですが、大きい通り沿いには高層マンションが立ち並び、横道へ入れば一戸建ても多く見られます。主要道路以外は幅の狭い道が多いため車通りも少なく、表通りの賑やかな雰囲気から一転して静かな住宅街が広がっているようです。緑が少ないと思われがちな豊島区でも「池袋」エリアは緑が比較的多く、あちこちにたくさんの木が植えられた公園や神社・仏閣があるほか、大通りにも大きな木々が植えられているのも嬉しいポイントでしょう。

また、気になるのは周辺の犯罪発生率。過去に放映された“池袋西口公園”を舞台としたやや暴力的なTVドラマの影響もあってか、豊島区、特に「池袋」の治安が悪いというイメージが残ってしまっているというのは紛れもない現実です。北口から西口にかけては夜にはネオンが輝く巨大な歓楽街となっており、呼び込みのキャッチなども多いため、女性だけでなく男性も注意して歩くくらいがちょうどよいかもしれません。
ただし実際はそれほど犯罪発生率が高いわけでもなく、街の整備や防犯カメラの設置、警官のパトロールなど住民や警察の努力によって治安は良いものとなっています。非常に巨大なターミナル駅なため、その利用人口が多いせいで犯罪数が多いように見えてしまっているだけで、10年前と比べると治安は各段によくなっていますので安心してください。


池袋の地理


《■池袋での買い物》

 

西武百貨店、東武百貨店、パルコ、ロフト、ルミネなどの巨大なデパートやファッションビルを抱えている「池袋」では、若者から年配の方まで性別を問わず幅広い年齢層が満足できる買い物をすることが可能です。ビックカメラ総本店やヤマダ電機LABIなどの大型の家電量販店、ジュンク堂や三省堂といった大型書店、ドン・キホーテなどのディスカウントストア、美容院やラーメン屋、うなぎ屋など小さなお店までが所狭しと並んだ激戦区で、日用品からファッション用品、食事、趣味の物まで全ての買い物をここだけで済ませることが出来るのがとにかく利点。
池袋駅周辺は駅直結の地下道が多いため、雨や雪の日はもちろんのこと、猛暑日や寒い日など外を歩きたくない日でも快適に買い物をすることが可能です。

外食をするのなら、大型チェーン店から小さな個人経営のお店まで、毎日違うお店に入っても回りきれないほど数がありますし、家で食事したいけど支度をする気が起きない時は、デパ地下ブームの先駆けとも言われている西武百貨店や東武百貨店の地下に行けば、目移りしてしまうほど豊富な総菜やスイーツを販売している店も揃っています。
生鮮食品を取り扱っているスーパーも充実。都会のスーパーはお洒落で高いなどというイメージもあるでしょうが、“肉のハナマサ”などの激安スーパーもあります。もちろん成城石井や紀ノ国屋といった高級スーパーから、まいばすけっとやminiピアゴなどのミニスーパーまで点在しているため、自炊派でも満足することが出来るでしょう。
とにかく、このエリアでは買い物で不自由をすることはありません。

ところで、東口に西武百貨店、西口に東武百貨店と、位置が逆転していることである意味有名な「池袋」。
なぜこんなことになってしまったのかというと、まず先に東武東上線の前身、“東上鉄道”が池袋に駅を開設したところからはじまります。東上の名前の通り“東京”と“上州(群馬)”を結ぶ計画で、東京から西方向へむかう鉄道のため“池袋駅”の西側に開設されたのです。つまり東武の東は、東京という意味だったのです。
次に西武池袋線の前身、“武蔵野鉄道”がその1年後に池袋に駅を開設。こちらは“池袋”と“飯能”を結ぶ計画で、すでに池袋駅の西口には“東上鉄道”の駅があったため、必然的に東口に作られました。その後東京の西、武蔵野に路線網を持っていた“西武鉄道”と合併することになります。ですので西武の西は、西の武蔵野という意味なのです。
そしてその駅側にそれぞれ“西武百貨店”と“東武百貨店”が建てられました。慣れていないと勘違いしそうですが、それぞれの由来を知ると納得できますね。


池袋での買い物


《■池袋の施設》

 

「池袋」のランドマークといえば“サンシャインシティ”なのは間違いありません。
“サンシャインシティ”は、東池袋に位置する地上高239.7mの超高層ビル“サンシャイン60”を中心に、複数のビルで構成された複合商業施設。1978年に開業してから40年経っても多くの人々に愛され続けている「池袋」のシンボル的な建物で、ショッピングからホテル、オフィス、さらには多くのアミューズメントまでが集まっています。

特に、東京の街並みが360度見渡せるだけでなく様々な体験型施設も充実した“SKY CIRCUSサンシャイン60展望台”と、天空のオアシスをコンセプトし、斬新なアイディアで展示された様々な魚や水棲・陸棲動物を都心にいながら眺められる“サンシャイン水族館”、自然に近い臨場感あふれた満点の星空を都会の街中に再現した“コニカミノルタプラネタリウム 満天”などは、是非とも一度は訪れて欲しい施設です。
他にも、フードテーマパークなどを配置した屋内型のテーマパーク“ナンジャタウン”、様々な演劇やコンサートも催される“サンシャイン劇場”や“噴水広場”なども揃っており、子供はもちろんのこと大人も存分に楽しむことができるでしょう。

池袋の魅力は、サンシャインシティだけではありません。豊島区が街の雰囲気を一新しようと本腰を入れて公園改革に乗り出した結果、“西池袋公園”が大幅リニューアル。一面に広がる緑色の芝生広場から、桜の木とその下に設置されたウッドデッキ、滑り台のように遊べる斜面や小さな子供が遊べる遊具まで、このエリアに今までになかった憩いの広場へと進化しました。
広大な芝生を見下ろすように建てられたオープンスタイルのカフェレストラン“RACINES(ラシーヌ)FARM to PARK”もあり、店内で食べるのはもちろん、天気のいい日には芝生にレジャーシートを敷いて外で食べるのも楽しいかもしれません。

どこかしら怖いイメージを持たれがちな「池袋」ですが、大人だけが楽しめる街ではなく、子供も安心して走り回れる街へと生まれ変わっています。


池袋の施設

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