[物件OFFコラム] 池袋まで歩いて行ける距離の静かなベットタウン「要町」|物件OFF

池袋まで歩いて行ける距離の静かなベットタウン「要町」

 

副都心池袋にも徒歩圏内、新宿や渋谷、横浜まで乗り換えなしで行けるという絶好の好立地が魅力の「要町」。都民でも知名度はそれほど高くはないですが、利便性が高いわりに相場が比較的低めなこのエリアは“立教大学”が要町駅近くにあるため学生が多いほか、池袋と比べて犯罪発生率が圧倒的に低めなため、女性の1人暮らしや小さな子供がいるファミリーにも注目されているエリアです。




《■要町の歴史》

 

明治時代に入るまでは、現在の東京中心部へ持ち込むための米や穀物、野菜類などを栽培している都市近郊型の農村地帯で、集落がいくつか点在している程度ののどかな地域でした。
そのころはこのあたり一帯が“長崎村”と呼ばれており浦和県(現埼玉県)の一部でしたが、明治4年(1871年)に東京の前身である東京府に編入されます。その後明治11年(1878年)に郡区町村編制法によって北豊島群に所属するようになり、明治22年(1889年)には飛地となってた土地を市制町村制に従い“巣鴨村”に譲ったことと同時に、南豊島郡下落合村字三軒家を吸収。大正12年(1923年)に起こった関東大震災を切っかけに、人口が増加して市街化が進み大規模な耕地整理が開始され、大正15年(1926年)には町制移行をして“東京府北豊島郡長崎町”となります。
そして昭和7年(1932年)に東京市に編入され、“長崎町”と“高田町”、“巣鴨町”、“西巣鴨町”が合併し正式に“豊島区”の一部となりました。

都心部には近いものの戦争による被害がほとんどなかったこのエリアは、そのまま人口が増加してくと共に開発も進行。昭和30年(1955年)にはほぼ現在の市街地が完了しています。平成元年(1989年)に新住居表示が実施され、正式に“要町”が町名として使用されるようになりました。
なお「要町」という地名は、“旧長崎町”のほぼ中央に位置し、扇の“要”のような場所であったことからつけられたとされています。




《■要町の地理》

 

豊島区の北西部に位置する「要町エリア」は西池袋に面し、山手通りから鮫洲大山線辺りまでのやや細長の地域です。中央に走る要町通りの真下を東京メトロ有楽町線と副都心線が通り、東側に“要町駅”、西側に“千川駅”の2駅利用が可能。有楽町線は永田町や有楽町、新木場など千葉方面へも出る場合に、副都心線は渋谷や横浜などの主要駅へのアクセスにと、どこへ移動するにも便利な路線です。通勤・通学ラッシュ時には乗車率が非常に高く乗れない場合もないとは言い切れませんが、2線通ってることもあり本数がかなり多いのでそこまで苦労はないでしょう。
この「要町」エリアの最大のポイントは、なんといっても副都心“池袋”に面しているという点。特に“要町駅”までであれば池袋からでも徒歩圏内で15分から20分程度で到着するため、終電に乗り過ごしてしまっても池袋駅からであれば歩いて帰る、ということも可能となっています。

山手通りの上の首都高速中央環状新宿線をはじめとした大通りに面した交通の要衝となってはいるものの、かなり交通量が多い上、住宅街にはいれば一方通行や道幅が極端に狭くなっている場所もあったりするため、自動車の有無はそこまで重視されていません。
池袋駅から江古田方面、高島平駅や中野駅まで東西南北へとバス路線も整っているので、移動は公共交通機関か、もしくは自転車がメインになるのは間違いないでしょう。特に坂が少ない地域のため、長く住むのであれば自転車はぜひとも手に入れておきたいツールの1つです。

なお、豊島区に住むにあたって気になるのは治安ですが、警察官の見回りも多く街灯も配置されているため都内全体と比べても犯罪発生率は低めです。ただし暗い路地もないわけではないので、場所によっては夜の女性の一人歩きは注意が必要になるかもしれません。




《■要町での買い物》

 

地下鉄駅であり住宅街がほとんどのエリアなので駅前はそこまで賑やかではありませんが、“要町駅”にも“千川駅”にもファミリーマートやセブンイレブンなどのコンビニやドラッグストア、マクドナルドややよい軒などといったチェーン店を中心とした飲食店、もちろんライフやコープなどの大型スーパーからから個人経営の小型スーパーまでが点在しているので、日用品は近場ですべて揃えることができます。
要町駅周辺は立教大学も近く学生も多く住んでいるせいか、学生向けに安くてボリュームのある飲食店や女子大生向けのお洒落なカフェ、さらにお弁当屋が多いのも特徴です。

買い物のバリエーションを増やしたいのであれば、やはり池袋駅やその周辺まで出たほうが早いかもしれません。西武や東武、PARCO、丸井といった百貨店が多くあるほか、“要町駅”や“千川駅”にはないビックカメラやヤマダ電機などの家電量販店、カラオケや映画館、ネットカフェやボーリングほか娯楽施設も充実。食事をするにも悩むほどたくさんのお店が並んでいますし、デパ地下では生鮮食品から和洋中様々なお総菜お弁当を購入することもできますから、1人暮らしや忙しい共働き夫婦でも安心でしょう。




《■要町の施設》

 

ひとことで言えば副都心池袋のベッドタウンのため、小さな公園はいくつかあるものの大規模な緑地や商業施設などはありません。

「要町エリア」からは少し外れてしまいますが、“要町駅”と“池袋駅”の中間にある“立教大学キャンパス”が住民たちの憩いの場となっているようです。観光スポットではないのですが、東京23区内で緑地が少ないと言われている豊島区でも特に緑が多く、周囲の喧騒から一線を画した美しいキャンパスが広がっています。正門前からは歴史を感じる蔦の絡まった煉瓦造りの本館が見え、その手前に広がる芝生や両脇の杉の木も美しく整えられています。ミッション系のため右手には礼拝堂があるほか、左手の旧図書館では資料館として学院の歴史が展示されており、誰でも無料で見学することが可能。
また、学生でなくても学食が使えるのも嬉しいところ。こちらの学食は“都内でおいしい学食ランキング”もに入っているため、安い上に美味しいのは間違いないのですが、やはり平日は混雑しているため土曜日などに訪れるのがオススメです。


立教大学

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